科名:イワタバコ科、 シンニンギア属の交配種、 ブラジル南東部(パラナ州)が原産の着生植物です。 着生シダや森林性のヒモサボテンなどが生えている崖の割れ目や岩棚に張り付くように自生しています。 別名・断崖の女王と言い、とても有名な素晴らしい和名で親しまれています。 英語圏ではブラジリアン・エーデルワイスの名で呼ばれています。
目を引くのは微毛に覆われた大きな葉とオレンジ色した筒状の可憐な花がこの花の特徴です。 塊根から微毛の生えた太い茎を伸ばし楕円形の葉を展開し、日光が当たると微毛が太陽の光を反射し、うっすらと発光しているように見えます。 この花はハチドリを花粉媒介者にしているので筒状になってます。 自家受粉によって結実させる事も可能です。
撮影:新宿区・新宿御苑