✿ ゴボウ （牛 蒡）
キク科 / 二年草、 開花期：７月～８月、
花はアザミに似た姿で、栽培から２年目に花を咲かせます。
花弁を支える総苞にイガグリやウニのような刺があります。
花は赤紫色の筒状花で、総苞片は鉤状の構造をしている、その為に動物に総状片が引っ掛かり運ばれる事で種子が散布される。
いわゆる引っ付き虫の一つである、これがヒントになってマジックテープが開発されたそうです。
野菜として栽培されるので花が咲く前に収穫され、あまり目にする事が少ない。
※ 戦争秘話
ゴボウにまつわる話で 「戦時中外国人捕虜にキンピラゴボウや天ぷらにしてゴボウを与えたところ、木の根を食べさせられたと誤解され、戦後にBC級戦犯として虐待の罪で処罰された」 そうです。
日本人は食料として食べていたが、外国人には食料としての習慣がなかったからでしょうね。
