天神から電車とバスを乗り継いで秋月へ。
秋月に到着。
風情ある町並みが見えてきました。


まずは腹ごしらえ。
池田屋さんでお蕎麦をいただきました。

蕎麦三昧
山菜、とろろ、大根おろしの3つのお蕎麦が楽しめます。
冷たいお蕎麦で食べやすく、それぞれの具材の味をよく感じられました。

葛掛け蕎麦大盛り
出汁もよく効いたとろとろのつゆは、冷めることなく最後まで温かかったです。山菜がたっぷり入っていて、健康的な味わいが身に沁みました。

蒸し雑煮
茶碗蒸しとお雑煮が合わせたような料理です。
最初は茶碗蒸しかと思いきや、大根が入っていたり底にお餅が入っていたり、ちゃんとお雑煮らしさも感じられます。

秋月は本葛・太閤葛餅・蒸し雑煮が名物らしく、そのうち2品を食べられて良かったです。次回は葛餅もぜひ食べたいです。
※飲食店の数が限られているので事前に調べていくことをおすすめします。

食後はのんびり町を散策。


町に点在する消火栓。
景観に合わせたつくりになっていました。

秋月城跡の長屋門。
秋月は春と秋の名所です。
杉の馬場通りの桜、黒門の紅葉が有名です。
歴思堂を訪問。
忍者に関するグッズが多く、手裏剣投げも体験できるみたいです。

秋月を代表するイベント、雛めぐり。
各所に雛人形が飾られ、雛祭りを祝うそうです。

階段いっぱいに雛人形が飾られていて圧巻でした。
お店の方との会話で、歴史や刀に興味があることをお伝えすると…


とても貴重で価値ある古書や刀を見せてくれました。

禁門の変で実際に使用されたものらしく、そのときの血の跡が錆びとなって残っているそうです。
秋月の乱についての興味深いお話もたくさん聞けました。
最後は田中天満宮にお参りしました。

明治9年、秋月の乱において、秋月士族の決起場所だったそうです。
動乱の時代の生き証人といえる神社ではないでしょうか。

秋月は筑前の小京都と言われる通り、自然豊かで歴史ある町並みでした。
神社仏閣や骨董屋が多く、古いもの、歴史好きな方に特におすすめです。
普段は人が少なく散策しやすいですが、人の多い桜や紅葉が綺麗な時期にも訪れてみたいです。
次回は黒門茶屋、セレクトワイン葡萄月に行ってみたいと思います。