30歳になっている。
駅のホームだったり、街の横断歩道だったり。
ふとした瞬間に、世界はやさしいなぁと感じる。
誰かに話しかけられたわけでも、
何か良いことがあったわけでもない。
でも、ふとした瞬間に、
この世は、すてきだなぁと感じて、
涙が出そうになる。
一人でいる時、その気持ちはやってくる。
本当に生きているのかな。
小説の中、物語の中の
世界を生きているような感覚になる。
寒くて、手がかじかんでいる。
ポケットに入れたら、あったかい。
ホッカイロなんて入ってないのに、あったかい。
うれしくなる。
あったまって元気になった手は
やさしくなったような気がする。
右手で左手を撫でると、
また、やさしい気持ちになる。
そんな気持ちのままでいたい。
人に逢いたくなる。
でも、誰かといると、
そんな気持ちを忘れてしまう。
一人でいる時が、
一番やさしくなれる。
とても寂しいこと。
すぐに消えてしまう。
明日には消えてしまう気持ち。
やさしい気持ち。
人を想うのではなく、
何かを想っている。
ささやかな気持ち。
どうしたらいいか分からない気持ち。
この気持ちを、どうしたらいいの。
分からないから、また記してる。
残してる。
意味もなく。
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