703 ~NAOMI’s Room~

何の決まりもない、好き勝手なNAOMIの部屋

6.22.MON

2009-06-23 01:14:13 | DIARY♪
衝撃。衝撃。衝撃。

長らくこの話題に触れていなかったけれど。

私の青春時代を色濃く鮮やかなものへ変えてくれたアーティスト、
初めてキラキラした世界を見せてくれたアーティスト、
今まで以上に色々な音楽に触れる機会を与えてくれ、
バカほど音楽好きにしてくれたアーティスト、

仲間を大事にする気持ちや、絆の尊さを教えてくれたアーティスト。

一番大きかったのは、

誰に何と思われようと、「自分」を貫くことをいつでも教えてくれたアーティスト、
自分を強くしてくれたと確信できるアーティスト、

BENNIE K。

邦楽・洋楽問わず、色々なジャンルを聴きあさって、沢山の良い音楽を知れた私だけど、
未だにこれ以上の「声」をもつ人はいないと思っているたった一人の日本人女性。

BENNIE KのYUKIが今日、「歌を歌うことを封印する」と公表した。

昔からの夢、プロデュース業に移行するらしく。

半年間くらい、何の動きもなくて、CICOちゃんは一人でアメリカに何度も旅に出たり、
YUKIちゃんは全くブログ更新しないし、正直心配してた。
病気になったのでは?とか鬱になってないか、とか、YUKIちゃんならあり得たから。

解散。。とかよぎったり。

今回、長い休養期間を、YUKIちゃんはデモ制作の勉強をしながら過ごしたらしい。
10代にオーディションを受け、音楽の世界に入った時から秘め続けていた、
「才能があるのに、音楽業界の闇に埋もれてしまうアーティストのサポートをしたい」という夢のために、これからは、プロ・アマ問わず、楽曲提供&プロデュース業をしていくらしい。

CICOちゃんと一緒に。

CICOちゃんも、10年連れ添ったYUKIちゃんの想いを受け入れて、「一緒についていく」と答えてる。

二人の絆の深さは、もう十分に解ってる。
6歳という歳の差を超えて、お互いを尊敬し、信頼し合ってる二人。

辛い時期を2人で乗り越え、夢を共に叶えた二人。

今、BENIE Kは新しいプロジェクトに向かって動き出してる。

ただ、もう二度と二人の息の合った掛け合いや、心動かされる大好きだったライブも見ることができない。
何より、世界で一番好きなYUKIちゃんの歌声が聴けなくなることが、悲しくて寂しくて。。。

透き通ってるのにとても力強く、時に切なくて、自由自在に操られたあの日本人離れした歌声が大好きだった。
女性なのに力強いグループとして付けられた「弁慶」→「BENNIE K」という名前。

これからはもう今までと違う。


けど、やっぱりYUKIちゃんの決断には力をもらった。
今までも何かある度に、心を動かされてきた。

YUKIちゃんが奏でる音楽は大好きだから、きっとこれからのプロデュース曲も好きだと思う。
ただ、その曲を表現するのはYUKIちゃんの声ではない訳で。


もどかしい。

応援はするけれど、どこか寂しい。


「GIA 裸のスーパーモデル」(1998)

2009-06-07 22:56:48 | MOVIE

「GIA 裸のスーパーモデル」



一言。本当に素晴しい作品だった。
もうDVD予約した。本当に素晴しかった。

1シーン1シーンが頭に残ってて、観てから一日たった今でも、この映画のことばかり考えてる。
普通に歩いてても涙が溢れる。

こうなってしまった私はもう止められない。
分かってる。当分こんな調子が続くだろう。


1980年頃に活躍したアメリカのスーパーモデル「Gia Marie Carangi(ジア•キャランジ) 」の悲劇の人生を、23歳のアンジェリーナ•ジョリーが体当たりで演じた作品。
ジアは、女性で初めてエイズでの死亡を公表した有名人らしい。


ジアは、ひょんなことからモデルのオーディションを受けることになり、その物怖じしない個性的でワイルドなキャラや、モデルとしての才能が認められ、VOGUEなど一流ファッション誌の表紙なども務めるほど出世する。

名声もお金も何もかも手に入れながらも、小さい頃から愛情に飢えて育って来た経緯や、本当に心から愛したたった一人の女性「リンダ」に愛されない深い所にある孤独感、そして多忙な仕事から逃れるために、徐々にドラッグに溺れていってしまう。
そして注射針からエイズに感染し、26歳という若さで亡くなってしまう、という実際のストーリー。

この作品、“アンジーの出世作”くらいの情報しか知らなかった。
DVDのジャケットは見たことあって、いつか観てみようくらいしか思ってなかったけど、偶然データを手に入れて観てみたら、こんなにも心に残る作品になるなんて。。。

ジアを演じた、まだ売れる前のアンジーは、どこか幼さが残る風貌で、またそれが余計に魅力的。
「17歳のカルテ」も相当びっくりしたけど、それを上回る存在感。



もう彼女の演技は終止圧巻で、外からは見えない女性の繊細な心の動きなども見事に表現されてる。
本当にこのジア役は、彼女だからこそ一人の女性として現実味を帯びて、見る人を惹き付けたんやと思う。

というのも、実際に彼女自身も語ったみたいだけど、GIAとアンジー自身の人生が似てると思うから。
彼女も幼い頃に両親が離婚していて、母親だけの収入で生活してたから裕福じゃなくて、いじめも経験してるし、モデル人生の失敗なども影響して、自傷行為に走ったこともあるらしい。

性的な嗜好も色々有名で、ナイフを使ってのSMプレイもしてたとかで、ナイフ収集が趣味らしい。
この映画のジアも常にナイフを持ち歩いてる。きっと彼女の意見を反映してのことに違いない。

それに最近アンジーはバイセクシャルだということをカミングアウトしてる。(というか、実際は勝手にされたんやけど。)
彼女に関する書籍も読んだことあるけど、自分でも「女性相手の演技は大好き」とまで語ってた。

ジアもバイセクシャルで、カメラアシスタントのリンダという女性に恋するんやけど、その二人の描かれ方が本当に綺麗。
リンダは最初ボーイフレンドがいて、ジアとの関係に戸惑うけど、まるで子犬みたいに全身で「愛して」って訴えるジアを、本当に大きな包容力で愛する。
優しい表情が印象的なリンダ役のエリザベス・ミッチェルもかなり素敵だった。


Lの世界もそうやけど、女性同士の恋愛って本当に綺麗だと思う。
全くいやらしさを感じないし、純粋に美しいって思う。
男女の関係にはない神聖な感じがするから。

また、ジアと母親の関係の描かれ方も絶妙だった。
母親と言えど、自分の勝手な行動から娘の全てを理解しきれない曖昧さを抱えながら、それでも我が子を愛し続ける母親と、必死に母親からの愛情を求め、甘える娘。
見てて辛い部分もあった。切なくなるシーンもたくさんあった。
でもこれがジアと母親の本当の物語。


そしてこの映画でもう一つ心に残ったのは、ジアにドラッグを勧めたモデル仲間のステフィーの存在。
本当にほんの少ししか登場しないんやけど、ドラッグに溺れてボロボロになったジアを一人見捨てずに、「愛してる」って呟くジアの肩を抱いて「分かってるから」って言うシーン。
罪悪感からの行動か分からないけど、とにかく感動した。
ステフィーについては細かく描かれてないけど、彼女はジアのこと理解してたんやなってこのシーンから想像できた。



映画化される人物って、たいがいエイズとか白血病とか自殺とか、悲劇的な人生の終わり方をするから、結末を知りながら観進めるけれど、このジアに関しては、結末を知ってても辛かった。
アンジーの演技力によって、それだけ彼女のことを理解できてたからやと思う。

辛くて、悲しくて、切なくて、やりきれない気持ちになる。
彼女の死を知ったリンダはどう思ったのだろう。そこまでは描かれてなかったけど、楽に想像できる。

「愛したのは、あなただけ」と言い残して去ったジア。
「会った瞬間から愛した」と後から告白したリンダ。




孤独はどんな時でも消えない。
一生付き合っていくものだと思う。
どうしても理解されないことってあるから。

ジアの気持ち、解るところが多くて、
余計に泣けた。

 

 

 

 

 





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