advancement【blog-ver.2】

音楽と競馬(馬)と野球、時には動物や歌舞伎を愛するものが送る自由な日記。

円月殺法。

2014年04月04日 21時19分37秒 | 歌舞伎
怪我でお休みされていた片岡仁左衛門さん、6月に復帰されるのだそう
というわけで、今回は昨年からずっと下書き状態であった記事を、この機会なので掲載します。(注:少し書き換えました。)





昨年の秋頃、お馴染みの“時代劇専門チャンネル”にて「眠狂四郎 円月殺法」という時代劇にめぐり合いました。1982年に放送されたものです。

「眠狂四郎」といえば、代表されるのはやはり市川雷蔵さん版でしょうか。個人的には、田村正和さん版をちょっとだけ見たきりで(ご本人出演のビールのCMでも使用されていましたね)、「眠狂四郎」自体とは今まで縁がありませんでした。あ、話は少しそれますけれど、田村さんは世代的に“古畑任三郎”のイメージが強いので、「若さま侍捕物手帖」を見た時は良い意味で衝撃的でしたねぇ・・・全くの間逆で。


さて、この「眠狂四郎 円月殺法」ですが、主演を歌舞伎役者の片岡仁左衛門さん(現在の)がやられていました。まだ襲名前なので、“片岡孝夫”の時代なのです。ちなみに、こちらは本名なのだそう。
あの“眠”を仁左衛門さんも演じられていたとはっ。今回、偶然めぐり合ったこの作品だったわけなのですが、初めて知りました。

歌舞伎の話をしている時、その中に仁左衛門さんの名前が出てくると、私は必ず「格好良いお方」と返します(笑)冗談とかではなく、本当に格好良いお方なので。31年前の作品にとなるとさすがに現在よりお若いのですが、もちろん面影があるのでやはり今と変わらず格好良い
ただ、結構なお色気シーンが入ったりする作品なので、母と見ている時はかなり気まずかったですねぇ・・・でも、母は居眠りしている事が多いので、何とか過ごしましたけれど(笑)





ここまでが、書いてあった部分です。
・・・久々に見たくなってしまったではないか!!時代劇、最近少しご無沙汰気味です。

昨年は辛い話題が多かった歌舞伎界。坂東三津五郎さんも復帰されましたし、このまま良い流れで盛り上げて頂きたいものです。お二方の復帰、本当に嬉しいですね。無理はしてほしくありませんけれど・・・。