一小応援団 和(なごみ)

和(なごみ)は、学校・PTA・地域が協力し合い、子どもたちの安全確保や健全育成に取り組む団体です

バックナンバー 2014年度第1回教養講座 「正岡子規」を島本町で語る

2017-06-26 22:12:07 | なごみ学習応援部

第1回教養講座 「正岡子規」を島本町で語る

地域応援団 和(なごみ)では、学習応援部の活動の一環として、2014年度は年間3回の教養講座を開催しました。第1回目は、標記の通りで、島本在住の洋画家 加國哲二氏と正岡子規の姪御さんの孫である正岡浩氏の対談を開催しました。当時の開催要項は以下のチラシの通りです。

下の写真は、過日、京都新聞社が事務局と正岡浩氏、加國哲二を取材した時の様子です。正岡氏はこの写真では後列の右端です。


 当日撮影された会談の模様は、以下のリンクをクリックしてください。動画は1つ10分以内です。(サイズは12MB~80MB)

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地域の方の竹細工授業支援

2017-06-02 19:20:30 | なごみ学習応援部

 本日、筆者は、午前中に散歩がてら長年、地域で第一小学校3年生の児童の授業支援(竹細工)をしてれるA氏のお宅にお邪魔して、いろいろとお話をお聞きいたしました。ちょうど庭先で竹細工用の乾燥させた太い竹を用意して、のこぎりで輪切りにしようと作業をし始めておられるところでした。これは、ビュンビュンゴマの素材を作っておられるところでした。最近の子どもたちは、手作業、特に刃物を使って竹細工をすることなどは、あまり経験したことが無いので、授業支援用に安全面で難しくて危険な作業にならないように、竹の筒を下拵えしているとのことでした。

 こういったかたちで、地域の小学校の子どもたちのために島本の竹を使って、豊かな体験学習の一助にと言う事でボランティア活動に努めておられることは、大変ありがたいことだと思いました。

  

 

 


アヴェ・マリア・コンサートNo.1~No.4

2016-12-08 22:10:39 | なごみ学習応援部

 12月4日(日) 午後2時より、一小応援団 和(なごみ)主催で大阪水上隣保館 ゆりの礼拝堂にて第四回目の アヴェ・マリア・コンサートを開催いたしました。

下記に当日の演奏風景を動画にて収録しておりますので、よろしかったらご覧になってください。参加者総数は64名でした。後援を賜りました島本町・島本町教育委員会、広報としてコミュニーティー推進課より写真撮影、高槻ケーブルテレビより報道番組の動画収録、会場をお貸しいただいた水上隣保館さま、日本茶ギャラリーの岡村友章さまなど多くの皆様方のご支援・ご協力によりまして、成功裏に演奏会を終える事が出来ましたことを深く感謝申し上げます。

演奏会の最後に、クリスマス定番の賛美歌109番 「きよし このよる」を ゆりの礼拝堂に参集された方々一同で歌いました。

https://www.facebook.com/100008734066726/videos/1629904487310671/?l=7123543194281068222    No.1

https://www.facebook.com/100008734066726/videos/1629904897310630/?l=3967744952357234306    No.2

https://www.facebook.com/100008734066726/videos/1629908397310280/                                              No.3

https://www.facebook.com/100008734066726/videos/1629905153977271/?l=4838774165322917341    No.4

 

 

 

 

 


2学期いきいき学習会 心の修養その2

2016-08-27 22:11:48 | なごみ学習応援部

今回は第14番札所 常楽寺のお話です。下の写真を一目見たとたん、まず驚きました。なんだ!この庭の岩は・・・??実は、これは断層なのです。

これは、奇妙な形をした岩盤の断層が幾重にも重なる「流水岩の庭」といわれる世にも珍しい庭なのです。この境内の庭は、大自然の創り出す壮美さと人工的な庭造りがほどよくミックスされた造園技術の高さに魅了されます。

二番目のこの寺の特徴は、弥勒菩薩をご本尊にしている四国で唯一のお寺であるということです。

弥勒菩薩(みろくぼさつ)とは、「釈迦に代わって人々を救う未来仏」とされています。片足をもう一方の足の上に乗せて台座に座った姿で人々を救う方法を思案している様子を表現しています。

 ごく平均的な日本人の仏教に関するものの考え方は、極楽浄土に行くためにこの世で修行を積むべしというものだと、私は考えていますが、これに対して、弥勒菩薩の信仰は、だいぶ違って、この世の中の間違っているところがあれば変革しなければならない・・・という生き方に根ざしているように感じます。そういう例が、古代の中国では数多く見られたようです。北魏の大乗の乱や、北宋・南宋・元・明・清の白蓮教が、その代表であると言われています。・・・とまあ、難しい歴史論議は暫く擱くとして、とにかく、弥勒菩薩は、「人間、如何に生きるべきか?」ということを問い続けているものであるという事だけは確かなようであります。

 ここで、教育の問題です。いじめ・虐待・不登校・学力不振など学校を取り巻く状況は、特に大阪府・大阪市においては全国的にもたいへん厳しい状況に置かれているという報道が、ごく最近もありました。そこで、大阪府教育委員会はこのほど、子どもたちによる暴力が多発している府内の小学校に、専門家を集めた支援チームを設置する方針を固めたようです。平成26年度の調査によれば、公立小学校での子どもたちによる暴力行為は1年間に1,905件。国公私立の小・中・高等学校での集計では、1万116件と全国ワースト1位になっています。

 なぜそうなったのかの論は、政治・経済的な問題が大きく影響していますから本題ではないので擱くとして、島本の地において、そういったことが絶対に無い様に、是非とも地域ボランティアが学校を支援する体制を万全にしないといけないと思うわけです。

弥勒菩薩が人々を救うために思案しているのと全く同じ意味で、キリスト教でも「悲しんでいる人は幸いである」という聖句があります。これは、自分のことで悲しんでいるのではなくて、いじめ・虐待・不登校・学力不振などで困っている子どもたちがいれば、子どもと一緒に悲しみを共有し、どうしたら解決できるような方向で学校支援ができるか・・・という意味として、わたしは解釈しています。

 話が前後しますが、このお寺の第3番目の特徴は、四国霊場で唯一の養護施設を併設していることです。「常楽園」は. 昭和30年に設立した戦災孤児のための社会福祉施設であり、1歳から18歳まで の子どもたちを預かっています。

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以上のようなことを、自分自身は実際にお寺めぐりはしていないのですが、本日、四国88箇所めぐりの長い旅から帰還された某知人の写真を含めたLINEでの多くのお便りをもとに、バーチャル体験をして、あたかも現地を目の当たりにしたように詳しく解説を聞き、深く学ばせて戴いた次第であります。

 この場を借りて、某氏には、深く感謝申し上げます。2学期の放課後学習会に、このことを十二分に生かして参りたいと存じます。本当に有難う御座いました。(合掌)


心の修養 お寺参り・宝珠山 津照寺

2016-08-26 10:02:58 | なごみ学習応援部

2016.08.25  某知人の25番札所参詣だより

 学習ボランティア諸氏は、位置づけとしては島本町教育委員会管轄の「ゆめ本部事業」に登録しています。が、一方、なごみの「学習応援部」とも連携していて、現在2学期の放課後学習会に向けての学習教材を準備しているところであります。

 子どもたちは8月25日には2学期の始業式を迎えました。そして9月5日(月)から、いよいよ2学期の放課後学習会が始まる予定であります。この時期には、教材準備はもちろんですが、学習ボランティア自身の「心の洗濯」というか「リフレッシュ」「自己研鑽」なるものが要るように思われます。

 そこで、折りよく某知人が四国88箇所めぐりの写真入りの旅日記をLINEで送ってきて、これを拡散してください・・・とのことでしたので、是非このブログに掲載したいと思い立ったようなわけであります。

 そこで本題ですが、子どもたちに新鮮な気持ちで2学期からの放課後学習に取り組んで貰うためには、まずは、自分自身の心の準備と修養が必要であります。このお寺は海に近いので大漁と海上安全を祈願する信仰が受け継がれているとのことですが、一方、子どもたちの立場に立って物事を考えると、当然、このお寺については、どんな事を祈願するべきお寺なのか?ということを、自分なりに現地に足を運んだつもりで想像してみました。

 それは・・・・・「子どもたちの心身の大きな成長と収穫」、及び「登下校時の安全」であります。

 そういった意味で、この度は、たまたま某知人から送られた四国88箇所めぐりというお便りでしたが、それを只単に、「自分の老後の信仰を通じた生きがい」乃至は」個人的な楽しみ・物見遊山」といったごく世間一般の世俗的な意味として捉えるのではなくて、特に地域ぐるみで学校支援をする立場で、教育的な意味をもたせて、バーチャル体験としてこのお寺に参拝している次第であります。

宝珠山 津照寺は、室津港を俯瞰する丘の上にあります。当地では「津寺(つでら)」とも云われています。漁業に関係があり、大漁と海上の安全を祈願するお寺として古い時代から信仰の場所として伝えられています。御本尊である延命地蔵菩薩は、楫取地蔵(かじとりじぞう)とも云われ、その昔、土佐藩の殿様の山内一豊が海難に遭ったとき、安全に舵をとって港まで操縦してくれたのは、実は地蔵菩薩さまであった・・・という伝承が残っています。

 

室 戸 灯 台

 この写真を見ると、雄大で美しい自然を目の当たりにして、さわやかな浜風を受け、心が洗われる気分が伝わります。

某知人様には、この場を借りて貴重な写真を掲載させていただき深く御礼申し上げます。 2016.8.26