一小応援団 和(なごみ)

和(なごみ)は、学校・PTA・地域が協力し合い、子どもたちの安全確保や健全育成に取り組む団体です

2年生の放課後学習を振り返って

2016-07-30 11:17:09 | なごみ学習応援部

7月の初旬で、一応、一学期の学習支援がすべて終わりました。まだまだ2年生の場合は、可愛いさがいっぱいの学年の発達段階です。「夏休みが終わっ たら、また元気に来てください!」   「ありがとうございました!」「気を付けて帰って下さい!」 「さようなら」 こんな挨拶をして終わりました。ボ ランティアメンバーも嬉しそうでした。今年は今のところ落ち着いて学習が行えています。今年度は、事前に校長先生・教頭先生・担当教諭と顔を合わせて、意思 疎通を図り、対象児童の数とボランティアメンバーの募集人員とのバランスも十分考えて配置していますから、かなり充実した取組みが展開できています。


所謂ボランティアに関係する人たちの意思疎通といったものは、とても大事なものであります。十分に意思疎通を行えば、それぞれが一生懸命に取り組んでいるこ とに歯車が噛み合って、やりがいや成果にむすびつきます。とはいうものの、これから二学期、三学期とだんだん慣れてくると、甘えてしまって勉強に集中しな くなる子たちが出てくるかも知れません。(笑)

 ボランティアの皆さんも、しばし夏休みでリフレッシュして、2学期からの新規蒔き直しを期して、お休みというところです。お疲れさまでございました。

******** 閑 ***** 話 ***** 休 ***** 題 ********

あおばずく です。筆者の某知人が東大阪で撮影したものが

FACEBOOKで投稿されていましたから、本人の了解を得て

掲載させていただきました。かわいいでしょう?

 

放課後学習会について 評価の観点別に学習効果の測定をすることが必要だ

第一小学校の3年生の放課後学習会では、主として宿題をやりきることを目標にしていますが、できた子どもには、大阪府教育センター製作のワークブッ クをさせています。この問題は、いわゆるドリルではないので、答えが1つとは限りません。例えば、下記のような問題です。こういう問題の評価はどうするの か?というと、〇か×をつけて何点取れたかというだけの評価を1学期はしてきたのですが、それだけではきめ細かい指導はできませんから、2学期以降は評価項目を5つぐらい設けて、それで、それぞれの項目を3段階で評価するように、やっていこうと考えています。

評価観点A  意欲・関心・態度 的確な答えでなくても兎に角がんばって 答えようとしたのか。

  よくがんばった      3 まあまあがんばった 2  やる気がない 1

評価観点B  指導者がヒントを与えたら、それに反応して応えた場合の自力で考えた度合い

 第一ヒントで正答 3 第二ヒントで正答 2  第三ヒントで正答 1

評価観点C  理解の度合い・・・本当に身について実生活で使える程度なのか?

  完全に理解している 3  まあまあ理解している 2 殆ど理解していない 1

評価観点D  丁寧に答えの字を書こうとしているかどうか

           丁寧    3    ふ つ う  2       らんざつ 1

評価観点E  学習したことが定着しているか 

      定着している  3  まあまあ定着している 2   定着していない 1

 


放課後学習会・・・ゆめ本部事業との連携

2016-07-04 22:11:39 | なごみ学習応援部

 なごみ学習応援部は、各学校の放課後学習会と連携しています。すなわち、別組織ですが「島本町ゆめ本部事業」との連携で第一小学区でも、2,3,4年生の放課後学習会で地域の人材を募って、主として宿題を放課後にやりきって帰れるように支援しています。 

また、宿題をやりきった子どもたちには、別途次のような教材や課題を与えて積極的に学習に取り組む姿勢や態度を培うよう努めています。たとえば下記のような教材です。

 

この問題は、大阪府教育センターの下記のリンクからダウンロードいたしました。著作権freeです。興味・関心のある方は、どうぞお子様のためにダウンロードされて活用されれば、きっと役立つことと思います。これらの問題集は、いわゆる市販のドリルとは違うワークブック形式で自由に考えさせる問題が多いので、答えが必ずしも1つとは限りません。ですから、よく分からない・・・と子どもが質問した場合は、そばについてやって、臨機応変にアドバイスを与えてあげていますので、かなり学習意欲や学習効果があがっているような感触を得ています。

自学自習をはぐくむワークブック問題

 


放課後学習会の取り組みが文部科学省の表彰を受ける

2015-12-29 12:41:35 | なごみ学習応援部

 現在、第一小学校では、町内の公立小中学校6校とともに、島本町教育委員会の管轄する島本町学校支援「ゆめ本部」実行委員会が主催で、地域の学習支援のボランティアを募って、放課後学習会を2,3,4年生を対象に行っています。なごみの学習応援部は、この委員会と連携をとって活動しています。

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  この度、8 年間に及ぶ「ゆめ本部」の活動が『平成 27 年度優れた「地域による学
校支援活動」推進にかかる文部科学大臣表彰』をいただきました。皆様のご協力のお
かげだと感謝申し上げます。(学校支援地域本部長 野間)

 

文部科学大臣からの表彰状を手に記念撮影する花田さん、柳さん

                    平成 27 年 12 月 3 日文科省にて撮影


きのあ将棋はpuffinをインストール

2015-03-15 11:42:44 | なごみ学習応援部

 昨日の記事で、きのあ将棋を紹介しましたが、やってみようとしてもスマホで起動しなかった人がいると思います。このゲームは、アプリではなくて「きのあ将棋」とインターネットで検索してフラッシュプレーヤーで遊ぶゲームですから、PC用であり、最近のスマホには対応していないのです。その場合は、puffinというアプリをインストールして、下記のURLをクリックしてください。 無料版で、午前6時から午後6時まで使えます。  

http://syougi.qinoa.com/ja/game/


最後の放課後学習会

2015-03-11 22:50:34 | なごみ学習応援部

 今日は、最後の放課後学習会でした。「1年間ありがとうございました。」と学習会のはじめに女子児童がお礼のことばを述べてくれて、講師一同、大変嬉しかったです。学習会が始まると、個別に1対1対応をして、丁寧に子どもたちの指導を行いましたが、A君は、宿題を終えると、「100マス計算をしたい。」と云いましたから見ていると、白い紙に碁盤の目のような線を自分で引いて、最上段に10から19までの数字をアットランダムに書き入れ、左端の列に0から9までの数を、これまたアットランダムに書き入れました。そして、引き算の100マス計算を集中して始めました。1枚目は、殆ど間違いがなく正解でした。それで、残り時間が5分しかなくなった時点で、「もう1枚100マス計算をしたい。」と言い出しました。そこで、「時間がきたらどうするの?」と云うと、「最後まで仕上げる。」といいました。さすがに、2枚目は疲れてきて、少し間違いが出てきましたから、直させましたが、そろそろリタイヤかな?と思って、「もう、終わろうか?」と言ったのですが、「いやいや、やめない。最後までがんばる!」という返事でした。このように、一人ひとりが、自分の課題に向かって、よくがんばりました。

 また、B君は、「来年も、同じ先生に見てほしい。」といいましたから、ボランティア諸氏はたいへん喜んでおられました。子どもたちが帰ってからも、「ぜひ、この講師陣は、1人はお辞めになって残念ですが、子どもたちも望んでいますから、出来ることなら4人とも持ち上がってご一緒に子どもたちのためにがんばりたいですね!」と意気投合いたしました。まあ、来年のことを言えば、鬼が笑いますが、学習ボランティアにとっては、非常にやりがいのある「ゆめ本部事業」の1年間でありましたので、来年度のゆめを語ったのであります。(笑)