一小応援団 和(なごみ)

和(なごみ)は、学校・PTA・地域が協力し合い、子どもたちの安全確保や健全育成に取り組む団体です

放課後学習会(ゆめ本部)でipad導入・・・学習効果あがる

2017-04-19 19:38:48 | 学校行事

筆者は、現在、なごみの役員ですが、あわせて「ゆめ本部の」の役員でもありますので、近隣の第一小学校で平成12年からずっと放課後学習会にボランティアとして参加しています。それで、特に、今年の1月下旬から3月にかけては、この事業への臨時の補助金を申請して受理されたので、ipadを4台購入して12回ぐらいのシリーズで、算数・国語・英語の無料版アプリを使って、放課後学習時に宿題のおわった子どもから順次ドリル学習というか繰り返し練習の指導を行いました。現状では、指導対象は2,3,4年生の児童のなかから特に宿題や学習習慣を身に付けさせてほしいと願っている保護者の子弟を中心に各学年10名程度集めております。学習内容は、主として基礎基本のいわゆる読み書きそろばんの力を身につけさせることです。ですから、指導課題は、もちろん、その日に出された宿題を完全にやりきらせるために支援・面倒を見ることなのですが、それとは別に、時間を区切って、今回はアプリで四則計算や漢字の筆順を中心に楽しみながら一生懸命に学習に取り組めるように工夫いたしました。下記の動画は、算数ホームランというアプリです。楽しみながら、四則計算を行い、答えが速く入力できるほどホームランがたくさん出るしくみになっています。 その下の動画は、常用漢字筆順辞典です。

 


PTA活動や学校支援ボランティアを初めとする社会奉仕への評価は?

2016-10-03 05:16:38 | 学校行事

 
配偶者控除と言うのは、専業主婦を対象に設けられた税金の所得税の控除ですが、これは歴史的・社会的に何故設けられたのか?というと、いわゆる内助の功といって、子育てや社会奉仕(PTA活動・学校支援ボランティア)、老人介護などの負担を昔は主婦層が無償で提供している場合が多かったですから、その面で税金で優遇して社会全体をうまく円滑に廻していこうという考え方だったのです。

 ところが、これを来年度以降は国の施策として撤廃する動きがあります。すると、どうなるのでしょうか。 おそらく、いわゆる”内助の功”という名の「家庭での子育て」や「老人介護」が金銭的に困難な状況になってきます。だからといって、保育所に入所を希望する者全員が預かってもらえるわけではないので、今回の配偶者控除撤廃の結果は、一般庶民から広く浅く増税して国民生活がより貧しく厳しくなっていくことに外なりません。

 老人介護の問題もそうです。公的な機関に全員の要介護老人が預かってもらえるのではなくて、介護認定が3以上でないと特養入所は出来ないし、介護保険料も値上げされ、そこで働く現場の介護報酬も値下げされます。したがってトリプルパンチです。国民全体の家計がどんどん厳しくなってきますから、より豊かな生活を送ろうとすれば、もっと長時間労働を強いられ、死ぬまで働き続けないといけなくなるのです。
 
そこで、本題である所の子どもの教育に関してのPTA活動や学校支援ボランティア活動です。

これらについては、フルタイム勤務でなくて専業主婦やパートタイマーだったらやり易いでしょうね・・・と云われても、配偶者控除がなくなってしまえば、奉仕活動はやればやるだけ時間が取られて働く時間が少なくなって収入が減るので、出来るだけ参加したくないという気分や意識がだんだん蔓延してきて、実際問題、全国津々浦々でPTA活動などの奉仕活動がやりにくくなる世の中になっていくのではないか?と危惧されます。 いや、既にそうなって久しいのではないかとも思われます。

政府は何故いま配偶者控除を撤廃しようとするのか?というと、過去の政治では、老人介護の経費は介護保険で賄うので、配偶者控除は失くす方向で検討するとか、現在では、女性の社会進出を奨励するために配偶者控除はなくすべきだ云々で、要するにその時々の政治の流れで廃止するための様々な大義名分が出現しているわけです。が、一貫して増税が真の目的であるという点には変わりはありません。

 「女性の社会進出」と一口に云っても、家事労働の負担が非常に重くて、もっと外で働きたくても働けないような家庭の事情のある女性はいくらでもいます。即ち、女性のおかれた環境によっては出来ないものは出来ないのです。ですから、そういった厳しい家庭環境をさらに極限まで追い詰める場合が、今後多々出てくるでしょう。また、働きに出る事が出来たとしても、高額な保育料や老人養護施設の料金を支払うために、より長時間の労働を強いられる女性も、今後はますます増えていく事でしょう。

 学校関係では、こういった原因で増えていく貧困、基本的生活習慣の乱れからくるところの低学力の対策、いじめ撲滅、不登校や虐待対策に、より一層、関係機関や地域が一体となって取組みを進めていく必要性があると認識しなければなりません。

 これらの取組みの例として、テレビや新聞等で報道されているように、晩御飯も食べられない子どもたちに対する「子ども食堂」の取組みが注目されています。また、一人ぐらしの老人の介護のための援助の一つとして、わが町の社会福祉協議会では、ささやかながらも、月に1回のお弁当の配食サービスの取組みや安否確認の家庭訪問、いきいきサロンなどの取組みを展開しています。就学前の子どもと保護者のための「子育てサロン」も毎月開催していますし、下校時の児童の見守り活動も定期的に行っています。教育委員会管轄の「ゆめ本部事業」では学習ボランティアによる「放課後の補充学習」や「授業支援」も町内の各小中学校で行っています。また、安全ボランティアの皆さんによる毎日の登校時、下校時の見守り活動には本当に感謝しなければなりません。

 こういった社会奉仕の働き手は、主として現状では保護者、PTA、主婦層や定年退職後の男性が担っています。これらの無償ボランティアの働きは、地域社会の教育力を高め、或いはセーフティネットとして、今後は、よりいっそうの評価を受けてしかるべき存在として認識していかないといけないと思います。一億総活躍時代というのは、何も、収入を得るために外に出る事だけじゃなくて、こういった地道な地域での無償ボランティア活動も含まれる・・・という認識が、今後は国民全体に浸透していく必要性があるのではないか?と考えます。


放課後学習会で使うPC

2016-09-29 00:19:56 | 学校行事

 「なごみ」と関連のある町内の組織として、「ゆめ本部」という学校支援の団体がありますが、今年8月の定例事務局会議では、放課後学習会で使うPCの学習ソフトを何にするのかということを研究課題にしておきましょう・・・ということになりました。これは、ずっと以前から放課後学習で使っていた学習プリントの取組みにプラスする形の新たな取組みです。

 以前から放課後学習で取り組んでいる学習プリント・・・というのは、大阪府教育センターが作成した学習プリントをダウンロードして、プリンタで参加児童の人数分をプリントアウトして、宿題が終わった児童に課題として与える・・・という形で取り組んできておりますが、このプリント集については、第一小学校では、2年生~4年生用のものをプリントアウトして、1学期の5月末~2学期9月末の放課後学習会で使用しています。約500ページぐらいあるでしょうか。膨大なものです。私の担当する3年生の9人の子どもたちには、主として国語の問題を与えていますが、ボランティア諸氏のアドバイスを受けながら楽しく喜んで取り組んでいますから、或る程度の効果と言うか、手ごたえがあります。

 そういう経過があったのですが、8月の事務局会議では、新たにPCを使って学習ソフトを動かして、①国語や算数の問題にチャレンジすること、②PCを使った調べ学習をすることが提案されました。

 でも、スマホ版の学習アプリが多いのは周知のことですが、果たしてwindows10版の学習アプリが多数配布されているのかどうかというあたりは、全然把握できていませんから、今後の課題として早急に調査研究していくことになりました。

 さて、実務的な話になりますが、今後、学校側と折衝してインターネット回線を確保します。それと、出来ることならば、日ごろの学校でのパソコンの授業との関連性も知りたいですが、その辺のカリキュラムやら学校で利用しているソフトは何か?といった整合性を考えたいところですが、学校で導入しているソフトウェアは著作権の関係で使えませんし、そんな研究やら学校の情報教育担当者との打ち合わせ・・・情報教育カリキュラムとの整合性の部分については、年度途中からの取組みなので、当然、この時期になってから急遽形をつけようとしても無理があることから、ゆめ本部の主体性でもって、出来るところから着手していこうということになりました。

 しかしながら、現状としてはPCの教育活用について熟知しているボランティアというのは組織内部では人数的に限られてくるので、第一小学校を拠点として、テストパターンとしてPC活用の教育実践を私が中心になって展開し、その成果を他の小学校の学習ボランティアに広げていこうということになりました。

 具体には最低限、どんな学習ソフトを活用して、どういう利用方法で、どういうように児童に興味・関心を起こさせるのか?といった方向性と視点で取組み、報告していきたいたいと考えています。喫緊の課題は、windows10対応の小学生用の学習ソフト(無料版)をネット上で探してリンク集を作り、且つ、インターネットで調べ学習的なことから始めていったらいいのではないかと思います。検索方法は、ローマ字入力が望ましいですが、個人的見解では音声検索も併用でいきたいと思っています。ちょっと、教室がやかましくなりますが・・・(笑)


地域応援団 和(なごみ)のホームページ

2016-07-05 20:25:01 | 学校行事

以下のURLが一昨年の9月以降中断している地域応援団 和(なごみ)ホームページです。2014年以前の記事が多数掲載されています。十年一昔と申しますが、一小応援団和(なごみ)についての発足当初からの経過・歴史に興味のある方は、どうぞご覧ください。題名が地域応援団・・・となっているのは、その活動内容が、「高槻ジャズストリート」や「しまもと手づくりコミュニティ市」など、他団体の主催する地域行事にも、「地域応援団和(なごみ)」として参加しているためです。

http://nagomi.php.xdomain.jp/nu/