明けましておめでとうございます。彦坂です。引退ブログとなります。
引退日となったOB戦からもう1ヶ月以上経った中書いております。書いている今は大晦日です。ぎりぎりです。何を書こうかと悩んでいたらこんなに遅くなってしまいました。年始に間に合わせよという詔が出まして、せっかくネット上にも消えない限りずっと残るししばらくブログ書いていませんので、心情とりあえずガーーッて書いて終わろうかと思います。
4年間を振り返りますと、私たちの世代は丁度コロナ蔓延期でしたので大会こそ少なかったものの、比較的慌ただしかったのは覚えています。活動時間も短くなって、活動停止になったり再開したりの繰り返しで3年のときの記憶はかなり少なく、気づいたら4年生になっていました。4年になりコロナも一段落し、おそらく開催されるであろう名阪戦や七大戦に向けて時間がないやばい、と切羽詰まっておりました。後輩に向けてなにか教えれるようなものも余裕も時間も無かったのが本当に申し訳ないです。結局は、五輪による感染者ぶり返しで赴く大会は無くなってしまい。学内で行う代行の大会も無くなり、OB戦はありましたが、私は数日前に腸炎になり、演技はしないまま引退となりました。本番足らしめるような演技自体は結局2年くらい行わずに終わった感じとなりましたがそこに関して私自身としてはあまり後悔というのはありません。
といいますのも、本音は私はあまり大会という雰囲気は好きではありませんでした。体操に関しては他人よりもできないことが多くありましたので差が見え比較されるというのは辛かった部分もありました。差があるからこそ頑張れるという考えもあると思いますが、努力には苦労が付き物ですから避けて楽しいことだけしたいという気持ちのほうが強かったです。ただ団体や部の方向性になるとその考えは他の人への申し訳なさに繋がってしまうので、その辺の葛藤というものがずっとありました。一番心が不安定だったのが2年の夏辺りでして、潔くよかずとも辞めようかとも考えておりました。今となっては薄れましたが、大会が無かったらないで仕方ないという思いです。
体操は楽しかったかという問いに対して、答えはちょっと出しにくいです。楽しかった面もありますし、それ以上に辛く大変だったときもありました。ただ、体操部に入ってよかったかに関しては、完全に入ってよかったと思っています。上下間の薄い部の雰囲気も好きですし、楽しいこと辛いことを通して、いろんな考え方や感じ方を経験することができました。最近は思い悩むことも無くなりましたしいろいろな成長ができたのかなと思っています。
ここからはいくつか感じたことを書いていきます。
体操に問わず、大学生生活は何か様々なことを思い悩む時期でした。人間性然り、同じようなことを考えている人もきっといると思います。もってる人を羨ましんで、もってない自分を妬んでいました。でも自身の悩みというのはやっぱ自分でどうにかするしかないんですよ。劣等感とか自尊心とかそれこそ深刻なものは他人がどうこうできるものではないです。変わりたいのなら、自分で、自分の考えで大きな決断をする必要があると思います。私たちはもう大人になってしまったので、生き方考え方はちゃんと自分で決めていくようにするのが良いと思います。そしてもう一つ、世の中の大半のことは「時間」で解決できると思っています。2年のとき、心が不安定で辞めようかと思ったときの悩みは結局のところあまり解決していません。悩んで考えぬいた時間は無駄にはなりません。辛く思う今は将来、経験になって糧になって思い出になって懐かしく感じるようになります。
最後に、私の最近の一つの考え方について、私は順風満帆な人生を送れるほど運のよく才能を持った優れた人だとは思っていません。自負しています。これは自尊心の低さから来ています。他人よりできないことは当たり前で、頑張る必要があるのは当たり前で、だからこそ辛く感じるのは必然なことだと思っています。でもそう思うと悔しくなれるんですよ。このままの人生でいいのかって気持ちになります。不思議なことに。下っ端根性といいますか下から目線といいますか、どうしてこうなったかも覚えてないですけど。
後半体操とはあまり関係がなくなってしまいました。後悔があるといえば、もうちょっといろんな人に頼っておけばなあと思います。上で自分で決断してとか言っておりますが、流石に一人でいすぎました。先輩になってようやく分かりましたが、本当に後輩の頼みはなんでも聞いてあげたくなります。頼られたら嬉しいし、それは部員誰もが思っていることだと思います。皆優しすぎるので。誇っていいはずです。
以上で終わります。4年間お世話になりました。感謝。絶賛研究で忙しいため、暇になり次第お邪魔しにいこうかと思います。