深谷市に盲老人ホームひとみ園という施設があります。
ひとみ園の園長でいらっしゃる茂木幹央さんという方は、深谷市出身だそうで、3歳の時に麻疹(はしか)が原因で両眼とも失明し、以後七十数年間を全盲者として生きてこられたとの事。
大学を卒業後、国立施設の教官をされていた頃、点字新聞で、関東地区1都6県の内で盲老人ホームが無いのは埼玉県だけ、という記事を読まれた事をきっかけに、盲老人ホームを作る活動を始められたそうです。
お父様から農地を借りて、施設建設資金は百円募金を展開する事にしたそうですが、最初は百円といえども中々集まらず、運動を止めようと思った事もあったとか。でも次第に運動が実を結び、更には各種諸団体から補助金をいただく事もできて、ついに昭和54年4月から埼玉県に於いて初めての盲人の為の老人ホーム「養護盲老人ホームひとみ園」を発足させる事ができたとの事です。
現在は、ひとみ園の他に、特別養護老人ホームむさし愛光園・むさし愛光園ショートステイ・むさし愛光園デイサービスセンター・むさし愛光園居宅介護支援センター・ケアホームむさし静光園・盲人ホームあさひ園なども設置経営されていらっしゃいます。
今後は、養護盲老人ホームひとみ園の入所定員を100名から120名にする為の増築園舎を建設する事や、18歳以上の視力障害者の生活の場としてのケアホームを建設する事、18歳以上の重度視力障害者が働く場としての盲人ホームあさひ園の増築園舎を建設する事等を目標とし現在も活動されていらっしゃるようです。
こういった経歴や功績が認められ、平成23年度には社会貢献者表彰や第5回塙保己一大賞なども受賞されていらっしゃいます。
滑川社協でも、ひとみ園へのこういった活動に微力ながら協力しております。
ハガキ
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未使用収入印紙
未使用クオカード
未使用テレフォンカード など…
こういったものがございましたら、ぜひご協力お願いいたします!