涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

2019年ちくぜんアワード

2019-12-31 17:39:34 | チラシの裏
個人的に今年触れた作品を、勝手に意味もなく表彰する「ちくぜんアワード」のお時間がやってまいりました。
※あくまで自分が2019年に触れた作品なので、2019年より前に出た作品も含まれる。

昨年までのアワード作品は下記リンク参照。

●これまでのちくぜんアワード日記

2011年ちくぜんアワード

2012年ちくぜんアワード

2013年ちくぜんアワード

2014年ちくぜんアワード

2015年ちくぜんアワード

2016年ちくぜんアワード

2017年ちくぜんアワード

2018年ちくぜんアワード

●2019年ちくぜんアワードノミネート日記

2019年ちくぜんアワードノミネート(書籍部門)

2019年ちくぜんアワードノミネート(映像部門)

2019年ちくぜんアワードノミネート(新日本プロレス系部門)

2019年ちくぜんアワードノミネート(ゲーム部門)

2019年ちくぜんアワードノミネート(音楽部門)


■書籍部門

5位:ROLAND『俺か、俺以外か。 ローランドという生き方』

4位:雨瀬シオリ『ここは今から倫理です。』

3位:堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』

2位:桜井のりお『ロロッロ!』

1位:桜井のりお『僕の心のヤバイやつ』

5位は元ホストのローランドの自伝。
あの独特で面白い言葉選びに興味を持ち読んでみたが、非常に前向きで面白かった。
物事を考えるうえでいい参考になる本だと思う。
4位は『ここは今から倫理です。』がライクイン。
若者が悩む様々な事柄を過去の偉人たちを引用しつつ解決していく手法は物事を考えるうえでの一助になると感じた。
3位はヒロアカ。元々読もう読もうと思って先回しにしていたがようやく読み進めることができた。
想像を裏切らない演出で、今のジャンプはこういう感じなんだなと実感させてくれた漫画。
2位と1位には桜井のりお作品がランクイン。
そういう意味では、俺の中で今年は彼の年だった。
お下劣ながらもほんわかしたキャラの掛け合いのロロに、甘酸っぱいラブコメ前回の僕ヤバが大当たりだった。
僕ヤバ辺りは来年くらいにアニメ化されるんじゃないかと思っている。


■映像部門

5位:「翔んで埼玉」

4位:「天気の子」

3位:「ボヘミアン・ラプソディ」

2位:「ダークナイト トリロジー(バットマン ビギンズ/ダークナイト/ダークナイト ライジング)」

1位:「ジョーカー」

5位は翔んで埼玉。
Gacktの名演もさることながら、同じ埼玉県生まれとしてあの悲哀に満ちた県民性は非常に面白く観ていられた。
4位は新海誠の新作、天気の子。
今回も非常に綺麗な背景描写は健在だった。
また小栗旬の演技で思わずポロっと来そうになってしまった。
3位はボヘミアン・ラプソディ。
フレディ・マーキュリーのライブパフォーマンスを完コピしたかのようなラミ・マレックの演技が非常に輝いていた。
お話としても現実のQueenを元に良いストーリーを組み上げたと思う。
2位はダークナイトトリロジー。1位のジョーカーに影響されて今更ながらみた3部作がとても面白かった。
特に「ダークナイト」は秀逸だった。
故・ヒース・レジャー演じるジョーカーの神出鬼没さとあの憎らしく恐ろしい演技は非常に素晴らしかった。
1位はジョーカー。
ヒース・レジャーの演じたジョーカーに迫る、もしくはそれを超えていくような演技を見せたホアキン・フェニックスが見事としか言いようがない。
また、皮肉にも現代の社会問題にリンクするようなリアリティのあるシナリオも引き込まれた一因だったと思う。
俺の中ではエンターテイメントとして観ればダークナイトだが、ドキュメンタリー的な側面からみたらジョーカーだった。
どちらも甲乙つけがたいが、個人的にドキュメンタリーの方が好みであったので、1位はこちらにした。


■新日本プロレス部門

3位:タイチvs内藤哲也(2019年7.15北海きたえーる)

1位:天山広吉&矢野通&オカダ・カズチカvs飯塚高史&鈴木みのる&タイチ(2019年2.21後楽園ホール)

1位:鈴木みのるvs獣神サンダー・ライガー(2019年10.14日本武道館)


3位はG1でのタイチvs内藤戦。
冬の札幌でのIC王座戦から続く飯塚さん、タイチ、内藤の伏線を見事に回収していった試合。
今年引退していった飯塚さんの思いを背負ってアイアンフィンガー・フロム・ヘルを叩き込んだシーンは非常に熱かった。
そして1位が2つあるが、これは誤字ではない。
今年の新日部門は1位は2つとなった。
今日の今日まで悩みに悩んだが、どうしても順位をつけることができなかった。
引退試合において、最後の最後までプロフェッショナルを貫き通した。
俺の敬愛するヒーロー飯塚さんの姿は間違いなく今年一番。
そして半年以上に渡った挑発に対して、鬼神まで出し、最後は対ヘビー用のバトルライガーとして挑んだ怒りの獣神と、彼の怒りを引き出すことで「新日本プロレスの戦いとは何か?」ということを問うと共に「ぬくぬくと老後を過ごすような巡業をするのが新日本プロレスの戦い方じゃねぇだろう。最後まで対角線の相手をぶっ潰しに行け!」ということを発し続け、試合のラストで自身のけじめとして座例を行った鈴木みのるの試合だ。
こちらの試合も今年一番輝いていた。
一番というからにはどちらかが優れていなければならないとは思っているが、こればかりはつけることができなかった。
そのため、今回の新日部門のランキングは1位タイという結果になった。


■ゲーム部門

5位:CODE VEIN(PS4)

4位:ゼルダの伝説 夢をみる島(Switch)

3位:オクトパストラベラー(Switch)

2位:Death Stranding(PS4)

1位:十三機兵防衛圏(PS4)

5位はコードヴェイン。
粗は目立つがキャラクリが非常に秀逸。
ダンジョンの作りこみや敵とのバトルなど、昇華させて欲しい要素が沢山あったので、今後もこのタイプは作り続けてほしい。
ビジネス的に美味しくはないのかもしれないが、こういったチャレンジはどんどん続けていってほしい。
4位は夢島リメイク。
非常に良いリメイクだった。
この仕様で神トラやふしぎの木の実のリメイクも望む。
もちろん、BotW続編にも注目している。
3位はオクトラ。
8人の個々のストーリーのキャラ立ちやそれが繋がっていくストーリー、何より古き良き戦闘を更にテンポ良く作りこんだのは素晴らしかった。
更に来年はブレイブリーデフォルト2もアナウンスされている。



セカンドの反省点を受け、しっかりとした作品に作りこんでいってほしい。
2位はデスストランディング。
小島監督の最新作は俺も時間を忘れて遊んでしまう面白さだった。
これぞ真のソーシャルゲームというべき作品だったと思う。
次の作品も期待を大きくして待っていたい。
そして今年の1位は13機兵防衛圏となった。
デスストを抑えて、俺の中では今年のNo.1は13機兵防衛圏だ。
遊びやすさやテンポの良さを取っ払って、最後に残ったのはやはり俺の感性に合うかどうか。
プレイした時に胸がいっぱいになるあのストーリーは間違いなく今年一番感動した。
非常にフラグ管理が徹底され、謎が謎を呼ぶアドベンチャーパートは本当に秀逸。
ビジネスにおいては成功とはいえない内容だったようでその点は残念で仕方がないが、このアワードにおいてはそんなものはクソの役にも立たない。
俺はこの作品が今年一番面白いと思った。それだけは間違いない。


■音楽部門

●アルバム

5位:Do As Infinity「Do As Infinity」

4位:Bring Me The Horizon「amo」

3位:Smallpools「Lovetap!」

2位:The 1975「A Brief Inquiry into Online Relationships/ネット上の人間関係についての簡単な調査」

1位:サカナクション「834.194」

●楽曲単発

10位:Creepy Nuts「生業」


9位:THE PINBALLS「WIZARD」


8位:眩暈SIREN「紫陽花」


7位:David Guetta & Showtek「Bad ft.Vassy」


6位:Have a Nice Day!「Night Rainbow」


5位:星野源「Pop Virus」


4位:Smallpools「Million Bucks」


3位:amazarashi「それを言葉という」


2位:The 1975「The Sound」


1位:女王蜂「売春」


まずはアルバム全体を通したランキングから。
5位はDo As Infinityの新作。
亀田誠治、澤野弘之や旧メンバーであるD.A.I招いて作られていて、良い仕上がりになっている。
4位はBMTHのアルバム。
メディシンやマントラといった良い曲揃いで好き。
3位はSmallpoolsがランクイン。
こちらは妻が見つけてきた作品で、聴いてみたらドハマりしてしまった。
2位はThe 1975のアルバム。
サマソニ以降、俺の中でどんどん熱くなって行ったのが彼らだ。
それだけあのサマソニでのライブパフォーマンスは印象的だった。
そして今年のアルバム枠トップはサカナクションの新作。
約6年3ヶ月ぶりとなる新作となり、どんな作品になるんだろうと楽しみ半分不安半分だったが、予想以上に素晴らしい楽曲でビックリした。
昨日観てきたCDJのライブパフォーマンスも非常に素晴らしく、来年の活躍も期待される。

次に楽曲単発枠。
10位はクリーピーナッツ。
R-指定の非常に上手いリリックとDJ松永のプレイが本当に素晴らしい。
CDJで初めて観たライブも本当に楽しかった。
9位はPINS。
相変わらず渋いブルースロックで、とても踊れる曲。
8位は眩暈SIREN。
PINSと眩暈サイレン俺の中のプレイリスト常連になりつつある。
早くライブで観てみたい。
7位にはDavid Guetta。
結構ジムの筋トレ時にリピートしていたアゲアゲになる曲。
6位はハバナイ。
飯食っているときに有線で流れてきたこの曲が俺の中でドカーンと来た。
アルバム枠ではトップ5から漏れてしまったが、アルバム「DYSTOPIA ROMANCE 4.0」も素晴らしい。
5位は星野源がランクイン。
元々苦手だった星野源が少しずつ分かり始めてきた。
俺の中では今年自身のテーマにしていた「一歩前に踏み出す」を一番実践出来たのがここじゃないかと思っている。
4位はSmallpools。
アルバム枠と同じく妻から教えてもらった楽曲で、非常におしゃれなサウンドで好き。
3位はこちらもランク入りが恒例となってきたamazarashi。
彼らがここ最近テーマにしている「言葉」をしっかり表現してきたと思う。
2位はThe 1975。
サマソニの彼らのアクトの最後の曲がこれだった。
この曲からThe 1975熱がドカーンと来た。
そして1位は女王蜂。
昨年辺りから注目していた女王蜂が、サマソニのライブを経て一気に来た。
そしてこの「売春」もサマソニで行われた楽曲。
The 1975もそうだが、今年はサマソニ発でハマり倒したミュージシャンが上位に来ている。
音楽フェスが俺の中でかなり重要なポジションになっているのは間違いないだろう。


■2019年ちくぜんオブザイヤー

今年も上記の各部門受賞作品の中から、「今年の1本」的なものである「今年一番自分の心に残った・感動した作品」という名目で大賞(ちくぜんオブザイヤー)も勝手に設定することにした。
もちろん、ただの自己満足であり、大賞を取ったからと言ってこの日記で取り上げられるだけで他に何の恩恵もない。

注目の2019年ちくぜんオブザイヤーは……

新日本プロレス部門

・天山広吉&矢野通&オカダ・カズチカvs飯塚高史&鈴木みのる&タイチ(2019年2.21後楽園ホール)
・鈴木みのるvs獣神サンダー・ライガー(2019年10.14日本武道館)


今年の1本的なと言っておきながら2本になってしまったが、こればっかりは2本にせざるを得なかった。
どちらも等しく今年の俺を1番熱くさせてくれた内容だからだ。どちらも今年1番印象に残ってしまったからだ。

ついては今年のちくぜんオブザイヤーは上記2つの同時受賞ということにする。


以上のような内容だ。
今年も沢山の楽しい作品やイベントに巡り合うことが出来て満足している。
来年も素晴らしい作品に巡り合えるように、現状のアンテナに満足せず、更にアップデートを進めていきたい。

今年触れたすべての素晴らしい作品・イベントに、心からのお礼を。
来年もよく生きて行こうと思う。

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