村上芳正４冊目。

なんとなく気になって、
なんとなく集め始めた村上芳正装画の本４冊目。
（うち一冊は知人のもとへ旅立ったので、いまあるのは３点）
もうこの函を見ただけで「あっ」と思って確認するとやっぱり村上芳正だったので、
即買い。
たまたま夕方くらいにぷらっと寄った古書市での出会いでありました。




素敵過ぎるルートヴィヒ。



８ページほど入っている写真も、ルートヴィヒ幼少のみぎりの写真や
超絶美人のエリザベートなどなどうっとりな感じです。

 ←昨日今日と結構嬉しい本との出会いがありました。

所有欲

今日はなんだか妙に所有欲をそそられた３冊をご紹介☆

まずはこちら。



民話を吹き込んだソノシート付き。
ソノシート、見た感じでは綺麗でしたが、
残念ながら我が家に聞けるハードがないため動作未確認であります。
でもこの函だけでも欲しくなる一冊☆

続きましては…



異色作家短編集の５・７。
この体裁…　本棚に立ててニヤニヤしていたい(笑)



中身はこんな感じ。
シンプルで格好よい！


 ←読んでよし、眺めてよし…で二度美味しい！

「子どもだけの町」

赤い窓あきの函の中にハードカバーが入っています。
小さめ（12×18.5センチ）の可愛いサイズ♪



「海賊団」が毎日毎日悪戯ばかりしています。
その悪戯を誰がしているのか分かっていない大人たちは、
子どもたちをこらしめようとして
一日だけ町からいなくなることにしました。

大人のいなくなった町で、
子どもたちだけで生活するのがどんなに大変なことか！
…でも、ちょっと楽しそう(笑)

長靴下のピッピに夢中になった子どもの頃を思い出しました☆

 ←子どものうちに読んでたらどんな感じだったかな～☆

上村松園展の予習

めっきり秋の陽気になってきましたね～☆
昼の日差しはまだまだ暑いですが、朝晩はずいぶんと涼しくなってたし、
なにより晴れ上がった空の高さや雲の様子なども
もう夏ではないな～と感じます。

芸術の秋…というわけでもないんですが、
今度の土曜に友人たちと『上村松園』を見に行くことになって、
恥ずかしながらほとんどこの方のことを知らなかったので＾＾；
神田に出た時に図録を探してみました。




この方が松園さんです。
気品のあるいいお顔をなさっていますね～！



この方の息子（上村松篁）さん、お孫（上村淳之）さんも日本画家として活躍されています。

描かれている美人画は、気品があって凛としていて
まさに日本人女性の美しさの典型といっていいようなものばかり。

照日の前や六条のような例外を除くと、女の持つ影のようなものを
意識的に排除した、クリーンなイメージの女性が描かれているような感じがしました。
（色気がないという意味にはあらず＾＾；）

私は絵や小説や写真などの分野を問わず、
美しいもの・楽しいものが好きなので、この方の姿勢にはとても共感できました。

本物を見に行くのがとっても楽しみ～！！

印刷されたものは本物には勿論かなうわけもありませんが、
こうして楽しみをかきたてたり、
見に行った記憶を辿るのにはいい媒体になると思ったりします☆


　←ぽちっとよろしくです☆☆☆☆★

痕跡本☆

古書市で『華氏四五一度』（レイ・ブラッドベリ）を見つけて、状態は良くなかったんだけど
久々に読みたかったのもあって買ってみました。



ところがこれがまた痕跡本でありまして…



最後のほうの広告ページに、買おうとしたのか買って読んだ感想なのか…
○やら□やら△印がついておりました＾＾；

でも装丁もお洒落さんで、



持っているのが嬉しくなるような一冊です☆

華氏四五一度というのは、本（紙）が引火する温度。
「本」が禁止された社会では、本を読むことは過去に執着して進歩を妨げる…とされ、
所持していることが分かれば家屋ごと焼き払われ、所持者も厳しく罰される。
「本」というものの持つ力を恐れている社会とも言えるかしら。

私にとってみても、本を読む間はな～んにもできないし、
読み出したら止まらないし（なので普段電車で本を読むことはあまりない）、
お小遣いはほとんど本（と漫画）につぎ込んじゃうし。

人生の何かに役に立ったとはとても思われません。
挙句の果てには古本屋になっちゃうし…(笑)
ロクなことがないといえばロクなことがない、
だけど好きなのよね～～☆


　←毎度どうも☆☆☆☆★☆☆