出陣式はいつもイベントの時立ち寄るコーヒースタンドで。
荷物も、自分で面倒見きれる程度…と思ってこれくらい。
もうちょっと頑張ってもってってもいかったか。。文庫を。。
たどりついた大家さま「古書ほうろう」はまだ開店前。
そしてみんなも開店前(笑)
こんな簡単なもんなので準備あっという間に完了。
前日に思いついて、箱の裏フタを利用してちょこっとディスプレイできるようにしてみたのが唯一のポイントか?
中身はこんな感じ。文庫の下にはハードカバーが入ってました。
いい天気の一日で、お向かいのビルではお洗濯干し。よく乾いただろうな~~。
午後、大分売れてきたなーって思って上から覗き込んだところ。
この後1984年やらさなぎやら都市国家ハリウッドも旅立ちました。
【エピソードいろいろ】
●SFをほとんど読んだことがないという娘さんが、面出ししてあった
ヨコジュンの『火星人類の逆襲』を手にとってくれて、
そのほかにSFでオススメの本はないか?と聞いてきてくれた。
そこで悩んだあげく… ふんわりした雰囲気の方だったのでギャリコの『白鳥たち』をお薦めしてみた。
一緒にいた彼氏はギャリコの他のを何か読んだことあると言っていたので、
最悪でもその彼氏が読むだろうという計算も^^;
●前のブログで書いた「古い本って、旅してるおじさんみたいよね」と仰った方は『の女医』をお買い上げ下さいました。
この本はすごく気に入って買っていろんなイベントに連れ歩いていて、
やっと売れたということもあり… 嬉しかったですね~~。
●複数冊買って下さる方が多かった今回の、組み合わせ色々。(概ね売れた順になってます)
・太陽系辺境空域&柔かい月:いわゆるSFの、王道的な感じ。
・火星人類の逆襲&白鳥たち:いわゆるハチャハチャSFと、詩的SFまさかのコラボ(これはnanahoshiのせい(笑))
・ジェイルバード&ぼくのカモメ(絵本):うーん 出来すぎ!の素敵な組み合わせ。
・火星の大統領カーター(火星のプリンセスシリーズのパロディ本)&江戸の風呂:分かった、きっと風呂でカーターを読むんだろう(違)
・ファンタジーの世界&火星人の方法:アシモフとトールキン… 知恵熱の出そうな組み合わせであります
・さなぎ&都市国家ハリウッド&太陽の黄金の林檎:SF黄金期を思って思わず涙する世代か?! いや、nanahoshiもここいら近辺で止まってるんですがね。。
そういえば、ウチには自分のも仕事のも含めて、まだ背の高いハヤカワ文庫ないんだよなー。
何かを物語っている。。
いや、新しいのも読んでかないとなぁ。
さて。
イベントに持っていくと、
「やたらと手に取られるがなかなか買われない本」(自分では手に取り本と読んでいる)というのが
だいたい1冊くらいはある。
これはきっと興味をひかれる本ではあるが、
手に取った人の予算とか目算とは合わなかったんだろうなーって思ってるんだけど。
(それで結局売れなかったらちょっと値段下げたりするんだけど)
今回の手に取り本はずばり、
ボーモントの『夜の旅その他の旅』。
その昔はとんでもないお値段がついていたこともあるこの一冊。
でも月報ないし状態もちょこっと傷みありだったしで
たしか1000円以下にしていたはず。安いでしょ???って思ってたんだけど。
まー、手に取られては戻り、手に取られては戻り(笑)
結局イベント終了間際くらいにようやく旅立ったのでした。
もう一冊の手に取り本『知里幸惠「アイヌ神謡集」への道』は、
とうとう売れなかったなー^^;
ネットではじかに見れないそんなこんな(大げさに言えばマーケティング的な)が見られるのも、
イベントの醍醐味かも~♪
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