2023年2月26日(日)
前日はしっかり家事をこなし(笑)、朝から1日お出かけ許可をゲット
目的地は「阿字ヶ浦海岸」
海が見たいということもあるけれど、みんな大好き秩父≪CCB≫(CHICHIBU)は雪やら凍結が怖いので進路を東へ。
この夏、滋賀県の琵琶湖1周「ビワイチ」に挑戦したいだけれど、そのためには川越~彦根までの450㌔の道のりを旅しなければならない。
サラリーマンの休日日程からすると、1日でなんとか彦根まで行きたい!
夏までに400㌔を走り切る体力・気力・技術を身につけなければなので、「300㌔ツーリング」がこの日の目的
自宅の川越から阿字ヶ浦までが135㌔。
そこから大洗海岸まで海岸線沿いを走って帰路につくとして大体285㌔の予定。
まぁ、Google先生は渋滞嫌いで「名もなき道」を通るのが大好きなので(笑)、少し多くなると思うけど
ということで、朝の6時に起床し、洗濯物を干し、午前8時に出発
国道16号を千葉方面に向かい小1時間。
春日部のあたりから県道320号線を使って利根川越え。
初の千葉県・茨城県上陸です。
喜びも束の間。
北関東 茨城県の洗礼を受けます
利根川を越える「常総大橋」(だと思う)で、凄まじい大風に煽られます。
危うく対向車線まで持って行かれそうになるほどの大風
カブに風は天敵ということを学びます。
坂東市⇒つくば市と渋滞もなく、遠くに山(筑波山??)を見ながら田園風景や畑、昔ながらの建物など風景を楽しめる道路でした。
この日は、もう1つテーマがありました。
「2時間に1回は休む」
長距離を走り切るためにもしっかり休憩を取ることを習慣化するため、この日も2時間運転したら必ず休憩とし、つくば市のコンビニで休憩。
大型バイクの皆さんが続々と通過していきます。
国道6号線に入り、県道・名もなき道(笑)を駆使して、「いつになったら海が見えるんだー」と思い坂道を登りきったところで。。。。
「海だー!!!」
阿字ヶ浦海岸に到着です。
冬だからなんでしょうか?
駐車場は無料で開放されています。
青い空・白い白浜・青い海
海なし県民には堪りません
阿字ヶ浦海岸から県道6号線で海岸線沿いを大洗方面に向かいます。
途中で那珂湊のおさかな市場でお土産の干物をゲット
大洗海岸に到着です。
写真を撮り終え、出発の準備をしていると、1人の初老の男性から声を掛けてもらいました。
『カブで川越から来たんですか!?』
お話しを聞くと、お住まいは水戸市内だけど奥様が心臓病を患い、週末はこうして車でよく海を見に来るとのこと。
ご自身は旅行が好きで、奥様が元気なときは1人旅であっちこっち遊んできたから、今は一緒にいる時間を大切にしているんだとのこと
大洗の砂浜で取れるハマグリのこと。
那珂川の河口付近のあさりが美味いこと。
今はカキを食べて帰った方がいいこと(笑)。 等々
沢山の海の話を聞かせてもらいました
「カブで来たの!?」の一言から始まる、こういう地元の方のお話しも楽しいものです。
初老の男性に別れを告げて大洗サンビーチを目指します。
途中、「大洗フェリーターミナル」の案内が・・・
先ほどの大洗海岸でお話をしているとき、『さんふらわあ号』がちょうど帰ってくるのが見えました。
せっかくなので。。。。
フェリーターミナルに入って、停泊しているさんふらわあ号を遠くから見てみました。
でかいなーーーーー
思っていたよりも大きなフェリーでビックリです。
まぁ、北海道まで行くんだから。。
いつかは、これで北海道へ・・・・・
淡い想いを胸に自宅に向けて帰路につきます。
途中再び強風に襲われながら、「常総大橋」が気になります。
「また、あの橋渡るのか・・・・」
いよいよ、橋が見えてきた田んぼの中の県道。
横風に煽られ、路肩に一気にもっていかれ、あわや田んぼに墜落か
前輪は完全に斜面に入り、万事休すのところで足で踏ん張りセーフ!!
取りあえずエンジンを切って態勢を整え、気持ちを落ち着かせます・・
「こりゃ無理じゃね・・・・」
そう思いかけた瞬間、大きなトラックが向こうから近づいてくるのが見えます。
後続車もいません。
チャーンス
ゆっくり進むトラックの陰に隠れるようにゆっくりと進み無事横断。
千葉県に入ると風も少し和らぎました。
恐るべし北関東のからっ風
18:30には無事に家に到着。
メーターを確認すると295㌔。おしい
修行かと思える帰路でしたが、気持ちのいい道路を沢山走った1日でした。