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クラッシックコンサート

みなさま、こんばんは
 
(日)、オリンパスホールにクラッシックを聴きに行って来ました。
 
娘が小学校で↓このチラシをもらってきて…。

以前、白鳥の湖を舞台で弾いたから、三大バレー音楽を聴きに行きたいと言ってました。
 
この日は、萩原麻未さんがピアニスト。グリーグのピアノ協奏曲イ短調を演奏されました。
萩原さんと言えば、ジュネーブ国際コンクールで日本人初優勝したお方。通称「のだめ」とも言われた時もあり、その実力は圧巻とされる。
 
 私は、子供を生んで依頼、まともに音楽を聴きに行く機会が減りましたから(お仕事もあり)、今回は、ピアノ協奏曲を聴いて、魂が泣いたと言うか、繊細な音にずっと涙が出ていました。私の解釈です(^^;
 
1楽章は好奇心
2楽章は癒し・慰め
3楽章は情熱
 
オーケストラの曲には、心が楽しめる事が満載。
1楽章冒頭、2楽章と、涙が止まらず。
そして、3楽章では身体が弾むぐらい楽しく終始リズムを感じていました
 
私は、感受性が強いと言うか、音色にはとても感銘を受けてしまう。だからすぐに泣く~と、ちょっと面倒なところがある笑
 
 今回、久々の演奏会を聴いて…。
いつもは、職業柄、舞台では評価をつけてしまいがちですが、プロの演奏は安心する。
 
改めて、音楽を演奏することについて。
表現力・テクニックは、例えば、先生に教わって、そういう弾き方に持っていけるが、演奏者の心が音楽に陶酔しているかが重要になってくると実感しました。例えば、ピアノコンクールで上位に上がってくる方は、そこが備わっています。私は、ここまで達せられるように生徒達を育てていきたいと思っています。
 
演奏者の音、気持ちが観客に伝えられるように、結果、表現力やテクニックが必要になってくる。
 
ここでさらに必要なのは、演奏者の耳が良いかという事。聴ける耳がないと、弾き手の手が旨かったとしても、音楽のメッセージ力が観客に伝わらない。
 
聴ける耳は、ピアノの先生が育てることも出来ますが、一番は、家庭で音楽を身近に感じていること。音楽を聴いて感動したり、リズムを感じたり。
指揮者の小澤征爾さんが音楽を目指した原点は、ご兄弟で合唱をして遊んだ
、この道に進まれた原点だったようです。私もそれに近いですが、小2ぐらいの時にショパンの幻想即興曲を聴いて、心が奪われたのが最初だった気がします。
 
「音楽」とは、上手く漢字を作ったものですね
根本的には、演奏者が音を感じて楽しめること。
これが全ての演奏が上手くなっていく原点に感じました。
 
このつながりを、生徒たちには上手く伝えて、出したい音を追求してもらいたい
 
帰りの電車で、生徒さんに行き逢い。彼女もこの音楽を聴きに行ったとのことでした。
 
是非、お子様にはたくさんの素晴らしい音楽を聴かせて耳を養い、心を育ててあげて下さい
 
グリーグのピアノ協奏曲イ短調
お聴き下さい↓

https://www.youtube.com/watch?v=e1CMsIXBSss
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