みやがわみちこがお届けする「なんでも仙人」ブログ

お盆に届いた母からのメッセージ・後編


「実家のお仏壇やお墓を、これからどうしていけばいいのか?」

と問いかけたわたしに、思いがけず、母からメッセージが届きました。

その内容は、わたしにとって意外な内容でした。

「母だったらこう言うだろうなぁ~」

と想像していた言葉より、ずっと深い言葉が届いたからです。

いったいどんな言葉が届いたのか?

母の言葉をお伝えします。

■  ■  ■

(母)「残していけるものなんて、ないんだよ」

(わたし)「でも、お仏壇やお墓、法事のことを、
ちゃんと引き継いでいるご家庭もあるよ。

伊勢神宮は1300年という長い年月、継承されてるよ。
これらは残っていると言えるんじゃないの?」

(母)「そこに『想い』があるかどうか。

『残していきたい』『継承していきたい』という想いが・・・。

自分の『想い』に、エネルギーを集結させなさい。

お母さんはお母さんの『想い』にエネルギーを集結した。
これで自己完結してる。

みちこはみちこの『想い』に、エネルギーを集結させなさい」

■  ■  ■


短い会話でしたが、母が伝えたいことが、
わたしにはしっかりと伝わってきました。

母が生きていた頃の『想い』とは、

『ご先祖様を敬い、お仏壇やお墓を大切に守りたい』

という想いでした。

母は、母の想いを大切にして、自己完結したと言いました。
とても満足しているようでした。

母は、「母の想いを引き継いでほしい」とは、言いませんでした。

「自分の『想い』を大切にして、そこにエネルギーを集結させなさい」
と言いました。

人それぞれ、大切にしていることがあります。

テレビの夕方の番組で、

「最近はお墓という考え方から、
『永代供養』『樹木葬』『海への散骨』『合祀』など、
多様化してきています」

というニュースを見ました。

ニュースでは、跡取りがいないとか、
子どもが離れたところに暮らしているので、今後、お墓をどうしていったらいいか?
と真剣に考えている人たちの姿が映しだされていました。

自分の意志をエンディングノートに綴ったり、
『永代供養』『樹木葬』『海への散骨』『合祀』などを
見学に行くパスツアーも人気になっているとか。

今の時代は一人一人が「大切にしていること」が多様化し、
それぞれの大切にしていることを尊重することが、
許される時代になりつつあります。

今は、「大きな変化のトキ」だと思います。

生きている間は、
『ご先祖様を敬い、お仏壇やお墓を大切にしてほしい』
と言っていた母。

その母が、亡くなると、このような言葉を口にするのか・・・
と驚きました。

人は亡くなると光に戻ります。

高次元の存在になります。

人をコントロールしたり、命令したり、依存させるような言葉は
言わないです。

『わたしはわたしが大切にしている想いにエネルギーを集結し、
自己完結させる』

母からのメッセージを大切にして、これからお仏壇とお墓を
どうしていくか?

考えたいと思います。

コメント一覧

ひかり
タイムリーでした
まさに今 なやんでいたことでした
素敵なメッセージに
とても 暖かい気持ちになりました~(^^ゞ
みやがわみちこ
いろんな『想い』がありますね
みなもと様

コメントいただきありがとうございます。

いろんな考え方がありますので、お仏壇やお墓の
ことなど、複数の方の想いが入ると、ややこしく
なる場合がありますね。

一人一人が大切にしておられる考えは、
どれも大切だとわたしは思っています。

わたしはこの世の感覚も、あの世の感覚も
もっておりますので、この世のいろんな悩みを
感じることがあります。

わたしの葛藤や悩みを通して届くメッセージが、
みなさんにとって何かヒントになりましたら、
嬉しく思います。
みなもと
個人的意見
ワタシはですね、仏壇や墓というものは宗教上の儀礼に過ぎないのと思っていますので、仏壇が無いと成仏出来ないとか、無縁仏というような呼び方で区別するような世間の死生観は大キライですね。

所詮、人間が考え出したコトです。しかも、古~い、古~~い時代の人間が。

大宇宙の創造主が仏壇や墓を設けなければならないと決めたならともかく、私自身、自分は肉体(物質)を超える存在なんだと理解しているので、死後に於いても肉体に執着するような “モノ” を用意することに意味を感じません。

自分に父親が存在していた、母親が存在していたという事実は、忘れようとしても忘れられるものではないですよね。

だから、みやがわさんのお母様が仰っている通り、“想い“ の方が大切なんだと思います。

この記事でワタシが感じたことは、非物質世界とチャネル出来るみやがわさんでも、現世で肉体を伴って存在している以上、やはり “物” にこだわって考えてしまうという、とても人間らしい「想い」が伝わってきて興味深かったです。

お盆の時期のブログUPに感謝します。

ありがとうございます。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「亡くなった父と母からのメッセージ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事