その歯医者さんの待合室のテレビ画面に流れていた映画が、「アキラとあきら」
幼少期のアキラ君の工場倒産シーンでウルウル。。心を掴まされました(涙)
が!!
途中で歯医者さんに呼ばれたので、内心(もっと観たーい!!)と、もどかしい思いをしながら歯石を取って頂きましてね。。
お口スッキリして、帰宅して、アマゾンプライムで観ました。
ということで、ネタバレ感想になります。↓
大まかなストーリー:
幼少期の「アキラ」は、父の経営する町工場で家族や従業員達と幸せに暮らしていました。
しかし町工場が倒産。
社長である父が銀行員に土下座するのを、アキラ君は見てしまうんです。。
そしてもう一人、幼少期の「あきら」は、大手の東海グループの御曹司なのですが、裏では身内同士の争いが起きていまして、とっても居心地の悪さを感じながら生活しています。
この二人の「アキラ」と「あきら」が産業中央銀行に入社し、二人それぞれ大きな困難に立ち向かい、最終的には二人が協力して乗り越えていく内容になっています。
池井戸潤先生の小説から映画化されたそうです。
池井戸潤先生原作の映画やドラマって内容が面白いですよね!
さて、二人の「アキラ」と「あきら」
環境も違いますが、性格も全く違う二人。
町工場育ちの「アキラ」は、情に厚いのですが、担当していた経営者を突き放せず、それにより一回左遷されてしまいます。
しかし彼のスゴいところは、左遷先のバンカー達のやる気なさそうな雰囲気でも、彼は雰囲気に飲まれず、経営者を救うために懸命に頑張っています。
その頑張りの結果、遂に本社に戻ることになりました。
もう一方の「あきら」は、身内同士の争いを見て育っているため、情に流されず、合理主義で、プライドが高めで、口調が上から目線です。
順調に出世の道を進んでおります。
が、東海グループが経営悪化の一途をたどり、社長である弟が倒れてしまった為、あきらは銀行を退職し、社長に就任しました。
そこから銀行員「アキラ」と社長「あきら」が協力して東海グループを救済する為、必死に奔走します。
この映画を観て、銀行員さん&社長さんは大変だなぁと。。尊敬します。
社長になった「あきら」
プライドが高く、上から目線なのですが、最終的に、身内全員が一丸となって乗り越えたいことを話し、土下座までします。
私も土下座した経験があるのですが、その経験から考えてみると、あきらの土下座は、自分の自尊心だったりプライドを潰しても、それ以上に叶えたい想いがあって、土下座をしているんだと思うんです。
それを見て、あきらの身内が心動かされ、あきらの熱い思いが伝わったのは良かったなって思いました。
そう考えると、この映画は「アキラ」と「あきら」の成長物語なのかもしれません。
最後は爽やかに終わり、後味の良い映画になっています。
ということで、長々と失礼致しました!
ここまで読んで頂いて、ありがとうございます!!