外国産の古代遺跡の番組を見ていたら、
中でこんなセリフがありました。
「彼ら(遺跡を作った人)にとって、緑は生命の色だったのです」
それを聞いたとき、ああ! とすがすがしい気分になりました。
緑色のひすいの仮面や、中国の玉、インディオかだれかの大事な石。
なぜ透き通る宝石でなく、濁った石である半輝石を
重要視していたのか不思議だったのですが、ようやく納得できました。
心理学では、とくにユングでは、
人間には共通無意識があるといいます。
中国やメキシコといった遠く離れた地域で
同じく緑の硬い石を珍重したというのは、
なにか人間に共通する意識だったのかもしれません。
もしかするとそれは、常緑樹のように
常に緑で冬でも生き続けるもの、という
象徴的なものだったのかもしれませんけれど。
テレビは地上波よりBSのほうが格段に面白い番組やっていますねえ。
リアルタイムでは見られませんけど、
あの番組は楽しみです。
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