わたしは世界や社会やその他いろんなものに
基本的にないがしろにされて生きてきたので
このままないがしろのまま死ぬのだろうと思います。
そんなことを思ったら、ふと、
死ぬ前にでも神様が気づいて、
「いやー、注意がむいてなかったよ。めんごめんご」
と、適当にでも言われたら救われるのだろうかと浮かんできました。
そしてそう考えると連鎖的に思い出したのが、
最近の転生モノで見かける設定。
最初は事故なり病気なり手違いなりで死んでしまった主役が、
神様と会ってめんごめんごで異世界に送られる、
というテンプレートです。
そして、その後は元の記憶を持ったまま、
異世界で都合よく暮らすという話になるのですが。
これは、ないがしろにされた人が、
ないがしろにされた分を取り戻して幸せに死ぬという、
魂の救済の話なのではないかとちょっと考えました。
幸せとは、救いとはどんなものでしょうか。