なにがきっかけだったかは忘れましたが、
ジャスラックについてすこし調べる機会がありました。
JASRACといえば、わたしのイメージでは、
日本国内の楽曲の著作権を一元管理し、
利益を分配するようなものでした。
もっと簡単に言えば、農協みたいなものだと思っていました。
農家が生産物の販売を手数料を支払って農協に委託し、
販売手段のある農協はそれを売り、売り上げを農家に戻す、と。
(それが本当に農協の仕事かは知りません。
あくまでわたしのイメージです)
でも、ぱっと見でぜんぜん違ったので
実際、すごく驚きました。
JASRACとはなにかと言えば、
簡単には借金の取立て組織みたいなもののようです。
楽曲の権利を守るのではなく、
むしろただ、利用するだけのような。
作曲者や作詞者などは、
『自分の作ったものがどこかに露出した場合は、
JASRACが好き勝手にお金をとっていいですよ』
と、JASRACにわざわざお金を払って言うようにしかみえません。
……正直わけわかりません。
それなら変なJASRAC登録なんてなくして、
本の販売のような形式のほうが
いっそわかりやすい気がします。
実際に曲を持っている会社と、権利者との契約で、
曲の使用によって生じた利益を印税として権利者に還元。
CDの販売料金にしろ、ネットによる曲のダウンロードにしろ、
どこかでの利用申請に対する課金にしろ、
間に変な組織が入らないだけ拡散が防げますし、
会社には法人税などの関係から詳細もわかるように
なるんじゃないかと思いますが……。
まあ、世の中は上のほうが濁っているのが常でしょうから。