歯磨きを終えて、ふと口の中をしげしげと眺めてみたところ、
奥歯に黒い点があることに気づきました。
ここはたまに針の先ほど黒くなる、虫歯が気になるポイントでしたが
今回は1mm四方ほどの大きさになっていました。
虫歯になりかけなら、思い切り磨き続けていれば
どうにか穴が開く前に回避できるので
あわててひたすら磨きます。
歯茎にもダメージをおいながらとにかく磨いたあと
また鏡を見てみたところ……何一つ変わっていませんでした。
こうなれば最後の手段、自分で黒い部分を
こすり落とすしかありません。
奥歯の奥まったところなので、手持ちの歯科用具では届きません。
そこで縫い針でひっかいてみようと、針を取り出し、火であぶり。
奥歯につっこんでみると、ぽろりと、落ちました。
どうやらゴマかなにかの破片が、
いやな奇跡的にぴったりとはまっていたようです。
その下はとくに黒くもなっていなかったのでほっとしました。
日常の隙間には思いもかけないものが潜んでいます。
これはあれです、朝昼晩に何を食べたか、はて?ゴマが入ってる物食べたかしら~?というゴマなりの気付かい、ボケ防止です。
ひそかに入り込んですごいダメージを与えるらしいですし、
実は口腔内では危険な物体なのかもしれません。