直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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日本古代の地図のおかしさ

2018年04月23日 | ちょこのひとかけ


日本の正確な地図が作られたのは、伊能忠敬がはじめてだと
いうようなことが言われます。
伊能忠敬は1800年あたりから測量を開始したとか。

一方、古事記は昔からあったようですが、
もっとも遅くて1756年、本居宣長が古事記を見たという
記録があるようです。

とすると、古事記は伊能忠敬が測量に出る前にはすでに存在した、
ということになるわけです。

最近古事記を読んでいると、ぼちぼちと地名や地形が出てきます。
わかる場所は地図で確認し、方向や地名、地形があっていることを
確認し、読み進めていたのですが……さっき、ふと気づきました。

――なんで、現代地図と同じ精度で説明できてるの?

今では地図もネットで簡単に見られますが、
昔はそんなものではなかったはずです。
たとえば、現代教育を受けているわたしたちでさえ、
山の上から海岸線を眺めても正確な地図なんて作れません。

……おかしい。おかしいです。
もし古事記が平安時代にまとめて書かれていたとしても、
平安時代には現代と同じだけの精密な地図が作られていたということです。
どうやってそんなものが存在していたのでしょうか。
とんだロストテクノロジーです。

古代人はけっこうすごかったんですねえ。
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