最近、なんだかはやぶさという名前の機械が話題になっているようです。
はやぶさ……
その名前を聞いたとき、わたしのゴーストがささやきました。
『マシンはやぶさ』
加えてこうも言いました。
『マッハGO』
マッハGOの方は知っているのでマシンはやぶさを調べてみたら、
両方ともずいぶん古い車のアニメだったようです。
正確には『マシンハヤブサ』と『マッハGoGoGo』でしたけど。
東京のローカルテレビでマッハGoGoGoっぽいのがやっているのを
ちらりと見ました。
夕飯時にテレビのチャンネルを変えたら映ったので
そのまま見たという感じですが。
たとえば超高速で走るのにオープンカーだったり、
人が走るシーンで3カットくらいしか使ってなかったり、
ライダースーツを着ていたはずが私服になってヘルメットも
かぶってなかったりと、
設定も画もむちゃやるなあと驚きながら見ていました。
話もどちらかといえば突拍子もなく、
昔はこれで楽しめていたんだからすごいものだと
みんなでしみじみしました。
昔はある意味『おしあわせ』で、
今のアニメになって『しあわせ』。
かつてはアニメくらいしかろくに見ていなかった身としては
そこだけは現代でよかったとしみじみ思います。
ただ、昔ならたいていのアニメで、
『他の人に面白いのはわかるけれど、自分には興味がないか合わない』
ために見ないというのがあったのですが、
最近のは『だれにとって、なにがおもしろいのかまったく理解できない』
というアニメが意外とあってジェネレーションギャップなりを
つくづく感じる次第です。
世界はいろいろよくわかりません。