ネットを見ていたら、小さな機械でチップを燃やして
煙を外部から送り込んで燻製を作る、というような物を見かけて、
すごくおもしろいと思いました。
今まで、なんとなく燻製器具は、I型の容器を用意して、
上に品物をつるし、その真下で火を燃やすというイメージがありました。
よって、物の汁が下に落ちて、火やチップにかかるのをどう防ぐのか、
というのが疑問だったのです。
でも、考えてみれば、登り窯や蒸留装置のように、
燃やす位置は物の真下ではなく、横にずらして、
L型のような場所で煙と熱だけ送り込めばいいのだと気づきました。
さらに考えてみると……燻製装置の仕組みは
トーチや煙突とほぼ同じなので、薪ストーブの筒を太くするか、
途中に別のものにつなぐかすれば、冬の間中、
燻製を作り放題なのではないでしょうか。
実際はどうなのかはわかりませんけど。