壊れたスマートフォンを破壊し、原因となったバッテリーを
はずそうとしたものの、両面テープでべたべたにはりつけてあって
なかなかはがれません。
マイナスドライバーを突っ込み、かるくこじったり
てこっぽく持ち上げたりしていたところ、
なにかふわっと甘いにおいがしてきました。
たとえば、ウイスキーに混じる甘いにおいとか、
お酒の甘いにおいとか、そういう方向の芳香です。
あれ? なんで甘いにおいするんだろ?
と思いつつバッテリーを覗いてみると、銀紙に穴が開いています。
何かいやな感じがしたので玄関にもっていき、作業を再開。
はがして部屋に戻ってきても、やっぱりどことなく
甘いにおいが漂います。
バッテリーから甘いにおいがするなんてことが
常識的にあるのかと思って一応調べてみたら、
リチウムイオン電池が傷ついたら甘いにおいがするとでてきたので
どうやらそういうものだったようす。
健康を害するかもしれないともあったので、
あわてて窓を全開にして空気を入れ替えました。
あんなに両面テープでべたべたにしたら交換だって大変でしょうに。
あるいは交換させるつもりはなく、ああいうタイプにしているのでしょうか。
モノによっては家電製品でもハメ殺しのものもけっこうありますし、
修理はされたくない感じは業界にある気はします。
でも消費者からすれば、交換して、直して使えるものなら
直して使いたいと思うもので。
スマートフォンも一番だめになりがちな電池くらい規格統一して
簡単に交換できるようにしてくれればいいのにと思います。