羅臼付近の海で、シャチが氷に閉じ込められ、
『身動きができなくなって、命を落とすもの』がでたとかどうとか。
というニュースを聞いてまず思ったのは、
なぜ、
『身動きができなくなった』
と言うのか。
それになぜ、
『命を落とした』
系の言葉を使うのか。
なんならそこは、
シャチが『立ち往生しました』とかで
いいのではないでしょうか。
車が高速道路で動けなくなり、
別に死んでもいないのに『車が立ち往生した』
というのであれば、
どうにも立ちいかなくなって往生したシャチのほうが
『シャチが立ち往生した』と
言われるにふさわしい状況なのでは?
正直、ニュースで言う『立ち往生』が
腹立たしくてしかたありません。
立って死ぬわけでもないのに、
また動き出すのに、『立ち往生』って
どういう意味なのでしょうか。
また動き出す車が、『立ち往生』した。
飛行場で飛行機が『立ち往生』した。
……『立ち往生』ってどういう意味で使っている
言葉なのでしょう。
飛行場で飛行機が立ち往生したというニュース、
いまだにふと思い出しますが、
飛行機が具体的にどうなったことを意味していたのか
まったく理解できません。
この時期の気持ち悪い言葉です。