goo blog サービス終了のお知らせ 

直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

パズル

2009年06月08日 | ちょこのひとかけ
雑誌をばらしてはスキャンしていくという作業で、
また一箱、ばらしだけは終えました。
これをスキャンすれば
かつてのゲーム雑誌はすべて完了です。

とりあえずばらしてどうしようかというところで
まったく何もしたくないことに気づきました。
体はすごくだるいし、気分もたるんでたまりません。

でもなにかしないとと、つみっぱなしになっていた本を
とってめくってみますが、これが実は民話の漫画。
簡単に読み終わってしまいました。

もう一冊という気分でもないので
あたりを見回したところ、
昔にもらってそのままにしておいた
パズルが目に付きました。

箱からして小さかったので、
どうせ30ピースくらいの
こどもだましだろうと思って放置していたのですが
いまの気分ならそれもそれです。

というところで開けてみたところ――
中の袋にはごっさりとピースが詰まっていました。
……なんですか、これ。あの……なんですか?

とりあえずとまどってみつつ、
開けてみたからにはやるしかないと準備を整えます。
中に小さなピンセットも入っているというので
そんな適当なものではない自分のピンセットを二本用意。

まずは角の四ピースを選び、
端のピースをとりだします。
ここからが昔と違うのですが、とりあえず数を数え、
四辺で割ってみました。結果は、たしか一片14ピース。
こうして大きさがわかると、組みやすくなります。

そうして底辺を総当りで繋いでみたら、
なぜか17ピースが組み合わさっていて
すごいショックを受けました。
……が。箱を見てみたら、縦横が同じサイズではないとわかり
すこし安心。でも全部で204ピースだとか、
17ピース×12ピースだとか、
いらない情報も見てしまってちょっとがっかり。

そこから組み立てるわたしの旅がはじまりました。
でもやってみると、ピースがやたら小さいせいで、
ただしい場所がぜんぜんわかりません。
色味も微妙に違う気がする上に、
小さくて絵が読めず、しかもピースがぐらぐらで
いろんな場所にあってしまうのです。

本気でつらくて、肩もばきばき。
机の前でやるのも飽きて、
作業しているプレートを床においてみると、
パズル表面が光沢仕様のために
光を反射して色すらわからなくなる始末。
そのため同じ姿勢でひたすらやり続けるはめに
なってしまいました。

パズルなんて簡単だと思っていましたが、
こんなのになるとめげてたまりません。
絵があってもこんな調子なのに、
白いパズルで1500ピース、なんてあったら
作業は気違い沙汰です。

わたしも何度も投げかけましたが、
こんなのをやり途中でやめるというのは
わたしの性格上できません。
やり終わらなければ寝られないのです。

最後はほぼ総当りになりました。
色があたりそうなものをグループ分けして、
縦にしてはまるかどうか確かめ、
縦の逆位置にしてはまるかどうか確かめ、
次のピースへ。

それが普通に手でできればいいものを、
ピースが小さいせいですべてピンセットを
使わなくてはいけないため
作業の難易度が増します。

やりながら思っていたのは、
ギャラリーフェイクと考古学者。
絵の修復だの発掘した壺の組み合わせだのは
きっとこんな作業なんて比べ物にならないくらい
肩のこる作業なのでしょう。
もはや酔狂としか言えません。

さらにそこから数時間が経過して、ようやく。
魂が枯れかけたころに完成しました。

◆◆画像09-06-08◆◆


時間は計っていなかったのですが、
作り始める前に写真をとっていました。
その時刻で見てみると、
袋を開けてから完成までには
6時間がかかっていました。

ちょっとひまつぶしにとはじめたのに
すごい手間がかかりました。

……つかれました。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« HP更新 おかし | トップ | 起承転結の中身 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ちょこのひとかけ」カテゴリの最新記事