片づけをしていたら、電動歯ブラシを発見しました。
ちょっと興味をもったので使ってみることにします。
とりあえず電源を、と思って中をのぞいてみると、
入ったままの電池が液漏れして乾燥して、
がさがさになっていました。
しかたないので電池を取り出し、毒性がありそうな
電池の中身の結晶をこそげていきます。
電池を支えて通電するばねの部分は腐食でだめそうだったので、
紙やすりで磨いて中身を出します。
その後、何の電池を使えばいいのか見てみたら、
よくわからない絵が書いてありました。
見た感じ、普通の電池ではなさそうです。
ただ、1本1.5Vっぽい文字を見かけたので、改造してみることにしました。
磨いたばねに導線を絡め、半田でとめます。
反対側の極は金属板だったので、センタポンチで強引に板をうちぬき、
導線を無理やり通して半田づけします。
電池ケースに穴をあけ、その導線を外に出し、
手持ちの直流3Vを出すアダプタにつないでみました。
すると、それはそれはものすごい音がして動作を開始します。
どれくらいかというと、ミニ四駆の車輪回転音くらいです。
それを口元にもってくるだけで、耳が痛くなります。
それでも一応直したのだからと口に入れてみたら、
ものすごい振動で歯がぽろっと行きそうな不安にかられました。
さらには振動で白蝋病にでもなりそうな気もします。
一応ひととおり歯磨きしてみましたが、
これで本当に磨けているのか、どのくらいの強さで使うものなのか、
この音は正しい動作音なのか、まったくわかりません。
正しい電動歯ブラシも、こんなものなのでしょうか。