マウスの改造

充電中のスマートフォンの操作にと
いろいろグッズを買って、どれも思うようにはいかず。
しかたなく最後に買ったブルートゥースマウス。

便利に使えていましたが、すこし使った後に
充電池が充電しなくなってきました。

もうどうにもだめで使えなくなったので
分解してみたら、単三電池っぽい形のが
一本入っています。

しかも半田付けされていなかったので、
これなら交換がらくだと、普通の充電池にしてみたら
なにも反応しません。

充電器にかけながら、新品の電池に交換してみると、
電池切れランプがごくうっすら光ります。

電圧がたりない……？
と、電池を抜いていろいろ本体を見回しますが
動作電圧などはなにも書いてありません。

そこで、5Vを1.5Vに変換するコネクタを使い、
電源に直つなぎしてみますが、反応はありません。
電圧チェッカーを間に挟んでも反応がないので
もしかしたら昔作った装置がだめになったのかもしれません。

なんどもなんども場所を変え、
導線を眺め、異常のないことを確認し。
それでもだめで。
しかたなくテスターを出してきて、計ってみたら1.48V出ていました。

どうも、簡易電圧チェッカーはごく低い電圧では
LEDで文字を出すことができなかったのでは
という結論に至りました。
そこまででも結構な時間がかかりました。

それから。
新品の電池で電池切れマークが出るということは
もっと高い電圧でも動作するはず、と
コンセント電圧を3Vにする装置を出してきて、
マウス基盤にあててみました。
すると、はっきりと見える光で
ローバッテリー点滅しはじめました。
ということは、正しい電圧はもっと上なのかもしれません。

そこで気がついて、充電できない充電池のVを計ってみたところ。
4.11Vを出していました。

4.11Vでも電池切れを出すということは、
動作電圧はもっと高い……？

なら、いっそ、と
USB電流をそのまま流すケーブルを電池のところに
つないでみたところ、
ものすごい明るさでLEDが光り始めました。
でもなぜか点滅していて、スマートフォンには反応しません。

まさか高電圧すぎた？　とあわてつつも
変なにおいはしてこないので
ペアリングから状態を確認しようとしてみますが
どうにもならず。
でも、ブルートゥースマウスを読み込みしているのは
間違いありません。

どうしたものかと思って、一度全部のマウスを
ペアリング解除してみて、
そこからあたらしくペアリング設定をしてみたところ。
マウスの点滅が消えて、いままでのように点灯しはじめました。
ちょっと動かしてもただしくカーソルが動きます。
このマウスの動作電圧は普通にUSBと同じ5V1Aだったようです。

翌日。
マウスにケーブルを通す穴をどうしようかと考え、
いらないUSBコネクタをもぎとり、
そこにケーブルを通して
はんだづけをしてみました。
結果。

◆◆画像24-11-19◆◆


有線でUSBにつないでいれば電池切れもせず、
スマートフォンにつなぎ続けられる
ブルートゥースマウスが完成しました。

改造が失敗しなくてほっとしました。