2017年春開始~6月終わりのアニメを見た感想です。
・フレームアームズガール
すごく武装神機の焼き直しっぽい感じがする、
どこかで見た感じのアニメです。
コトブキヤ関連で舞台が我が町立川なのはいいですが、
いいのはそれくらいです。
主人公はアホ系で見ていていらいらするだけで
一切好感はもてません。
ボンボンでよくやっていたガンダムのプラモデルを戦わせる
漫画のようなバトルがたぶん毎話入りましたが、
バトルする目的がお金を稼ぐというだけしかなく、
一切盛り上がりませんでした。
これが、他人と戦って自分のガールを優勝させる! とかの
方向と目標がでていて、そこに向けて話が進めば
わかりやすくて熱くもなったように思いますが、
まったくなかったのががっかりです。
途中まで見たので、一応最後まで惰性で見ましたが、
全体の内容としては、どちらかと言えば
おもしろくない感じのアニメでした。
・グランブルーファンタジー
たぶんスマートフォンのゲームが原作でしょう。
名前と絵はくらいは知っていたので見てみました。
ファンタジー世界で冒険にあこがれる主人公が、
空から落ちてきた女の子を救おうとしたものの殺されかけ、
女の子の命をもらって復活します。
離れられなくなったので一緒に冒険に出る、という話です。
ところどころ、どこかで見たようなシーンが出てきます。
ラピュタとFF6を混ぜたような話……と言ってしまっても
だいたい合っている気がします。
特に不愉快なところはないので見ていましたが、
絵と動きはけっこうひどかったです。
安い作りという感じです。
でも、最終話は今までに見たことのないひどさでした。
それまでは男の子が主役で仲間を連れて冒険していたのですが、
最終話ではその仲間たちを、いきなり女の子が連れています。
しかも話は今までとはまったく違うものです。
「えっ? なにこれ?」と思わず口に出ていました。
けれど、そういえばこの子は絵で見たことがあるし、
いつも主人公と一緒にいたと思い出します。
これはたぶんアナザーストーリーで、
主人公を女の子のほうにしてみたのだろうと
どうにか見ながら理解が追いつきました。
話の内容は、オンラインゲームのイベントのように思えたので、
もしかしたらオンエア中にやっていた、イベントの内容を
アニメ化し、ゲームプレイヤーへのサービスに
したのかもしれません。
でも、気づいたらアニメの冒険の実質的な最終話は
前回すでに終わっていた、という事実を突きつけられて
本当によくわからない感じで終わりました。
全体の構成がまったく意味わかりませんでしたが……
全体としては、おもしろく見られる感じ、程度のアニメでした。
・(神撃のバハムート)
スマートフォンのゲームが原作でしょうか。
名前だけ聞いたことがあるので見てみました。
人間が神様世界に侵攻し、いろいろした直後の世界。
人間に反抗する悪魔と人間が小競り合いを起こしていました。
そこに巻き込まれる、人間ではない女の子が
なにかしていく話のようです。
1クールでなく、まだ続いています。
最近のアニメは1クールで終わりますが、
長くちゃんと続くのはいいと思いました。
これは、絵がとてもいいです。
いい意味で、無駄に動くシーンも多くあり、
絵も動きも力が入っていると感じられて、
見ているだけでも楽しいです。
お祭りで二人が踊るところ、
トロッコで空中に投げ出されるところ、
女の子が飛べる傘を開いて慣性が失われるところ、
いきなり主役がジャンプ飛びつきすると
皇帝が反射的に剣に手をかけようとするものの
即座にその手を止めるところなど、
いろいろな部分にこだわって、楽しんで作っている感じが
とてもいいです。
まだどうなるかわかりませんが、
今のところ普通に楽しんで見ています。
・アリスと蔵六
すったもんだで世界に生まれた魔法生物の女の子が
いろいろあって人間として暮らしていくようなお話です。
超能力バトルと自己の確立青春モノ、
異文化コミュニケーションモノなど、
いろいろなもののいいところどりをしようとしたものの、
失敗した感じの作りでした。
序盤の魔法バトルが無駄に殺伐とした上に尺をとりすぎたように
思います。
そのわりに中盤以降には殺し合いバトルはなく、
ほのぼので進むので、その差に気持ち悪いものを感じました。
別に魔法や何かがなくても、舞台しだいでは
成り立つ話だったと思います。
全体としてはおもしろいともおもしろくないとも言い切れない、
なんとも言えないアニメでした。
・ID-0
宇宙の地質に詳しい主役は、ワープを可能にする新物質を
星から探していましたが、上の人間に裏切られます。
そこを違法採掘屋に助けられて利用されます。
どたばたやっているうちに、ワープを可能にする新物質は
危ないものだと知ります。
宇宙を消滅させる勢いで襲ってくるワープ物質関係のものを
どうにか追い返し、冤罪などは晴らされて、
だいたいみんな幸せに暮らしました。
……というような感じのお話です。
このお話のキモは、『意識・記憶は魂そのものであり、
魂は自由に電子化してコピーできる』
というところにありました。
わたしはこれがまったく理解できなかったので
お話自体には入り込めませんでした。
自由に電子化できるなら記憶の改竄も可能になるので
そこもすごく微妙でしたし、
機械の体に魂を入れて行動し、そのあと魂を体に戻したら、
脳細胞の活動を無視して即座に記憶が脳に固着してしまうというのも
すごく微妙でした。
個人的にはまったく意味がわかりません。
そういう根幹となる設定は納得できませんでしたが、
ヒロインのめがねの子は髪型やめがねなど
好きな感じのキャラデザインだったし、
話も1クールできっちりまとめてきた、よい構成だったと思います。
全体としてはまとまっていて、
普通におもしろく見られたアニメでした。
・つぐもも
何かの因縁を持った男の子が、現代世界で、
つくも神と一緒に妖怪的なものと戦う話のようでした。
何がしたい話なのかはよくわかりませんが、
お色気とバトルをやりたいような話でしょうか?
一応全部見ましたが、別に見なくてもよかったです。
全体としては、おもしろいともおもしろくないとも言い切れない、
なんとも言えないアニメでした。
・アトムザビギニング
鉄腕アトムを作る前の、博士たちの話です。
『鉄腕アトム』の二次創作です。
出てくるキャラは、外見や行動が悪い意味で『いまどき』かつ
テンプレート的で、ばかばかしくて疲れます。
話は同人誌的で、一個人が同人誌として発表しているのを
読むだけならともかく、
これをアニメにするような意味はないと感じました。
一応全部見ましたが……。
全体としては、つまらない感じのアニメでした。
----だめだったもの
・Re:CREATORS
アニメなどのキャラが現実にでてきて、
陰謀に巻き込まれたりバトルをしたりする話でしょうか。
たぶん敵は主役のお話の登場人物でしょう。
疲れて途中で断念しました。
・クロックワーク・プラネット
ガンガンかそこらでやっていそうな、
少年漫画っぽい感じのアニメです。
なにか能力を持った少年少女が敵と戦うような話みたいです。
序盤であきらめました。わたしには合いませんでした。
・サクラクエスト
社会人がなにかする話でしょうか。
最初の面接シーンで気持ち悪くなったので消しました。
わたしには合いませんでした。
・サクラダリセット
能力者が集まる町で、時間をリセットする能力者と
それ以外の能力者がなにかする話のようです。
何がしたい話なのかまったく見えてこなかった上に、
登場人物の台詞回しがわざとらしくていらいらして、
見ていられなくて消しました。
わたしには合いませんでした。
・ロクでなし魔術講師
魔法が使える世界の、魔法学校に男がやってきて
どたばたしたりする話のようです。
舞台設定もセリフ回しも、
ありがちラノベっぽい感じでうんざりします。
男が噴水に飛ばされるあたりで見ていられなくて消しました。
わたしには合いませんでした。
・武装少女マキャベリズム
学園で殺し合いっぽいことをする感じの話でしょうか。
どこかで見た感じの設定です。
死んでも当然の武器を振り回しますが、
たぶん誰も死にません。
セリフ回しや設定などがいらついて消しました。
・恋愛暴君
男子高校生の所に死神のようなものがきて、
名前を書いたらキスしないとだめなキスノートとやらをだしてきて
すったもんだする話のようです。
『デスノート』のパロディをそのままだして来たときには驚きました。
こんなアホみたいな設定のもの、
わざわざアニメにするような価値があるのでしょうか?
そのシーンでばかばかしくて消しました。
・ひなこのーと
引っ込み思案の女の子が、店をやっている場所で下宿をし、
周りの子と一緒に演劇をやる話でしょうか。
絵はかわいいけど、キャラデザインはどこかで見た感じの子もいて
微妙に思いました。
また、キャラ設定は突拍子もない感じで、そこも微妙です。
見ていていたたまれない感じで消しました。
・月がきれい
中学か高校かで主役の男の子と女の子が、
恋愛していく話でしょうか。
面白いとか面白くないとかいう前に、
状況などがすごく恥ずかしくていたたまれなくて
見ていられませんでした。
わたしには合いませんでした。