かんぴょうを巻いてかんぴょう巻き、河童を巻いて、かっぱ巻き。
今日は2月3日ということで、
恒例の恵方巻きを作ろうと買い物にでかけました。
恵方巻き、といえば、北海道を代表する食べ物です。
使われる魚は、北海道の形と言われる、かすべ。
東京のほうではおすしのようにそのままか
酢でしめたものを使うようですが、札幌では加工品を使います。
そもそもかすべは、コイトリ→エホ→カスベと大きさにより
名前が変わる出世魚ですが、ちゃんとした恵方巻きでは
完全なかすべになる前のエホを使わなくてはいけません。
そのエホを干し、砂糖やしょうゆ、だしで煮て甘辛く味をつけたものが
いわゆる恵方、エホです。
札幌だったらこの時期はどこでも売っているのですが、
東京ではまったく売っていなくて困りました。
スーパーやデパートを何軒かはしごし、
あきらめて帰るまぎわの乾物屋さんで、
かすべの干物だけは見つけられたので、
とりあえず買って帰って、煮汁と一緒に圧力鍋で煮てみました。
なんだか気分の乗らないものができましたが、
これを具にして玉子焼きなどと一緒に巻いて、
いちおう恵方巻きが完成しました。
……というのは冗談ですが、恵方巻きってなんなのでしょうか。
そんなもの、最近になるまで北海道でも東京でも
聞いたことありませんでした。
どこかの団体が売り上げを伸ばすために金を出し、
マスコミが垂れ流して形を作る……
これが、ステルスマーケティングの申し子でしょうか。
あんな出自もよくわからないものがはやってるとか、
食べるものだとか言われても、わけがわかりません。
思えば服の流行なんかもマスコミと服飾業界がグルになって
ひそかに宣伝・洗脳しているわけですから、
あれもステルスマーケティングに思えます。
もしかしたらもっと悪い、ブレインウオッシュマーケティングか、
インプリンティングマーケティングかもしれません。
恐ろしい世の中です。
エホ?へぇ~そうなんだー・・・
騙されました!!
10年くらい前から節分=恵方巻きみたいなものがちらちら出始めてきた気がしますね。
地方では当たり前かもしれないですけどそういう習慣のない自分にとってはどうでもいい存在ですが。
最近よく耳にするステマとかいうものかどうかといわれたら、やっぱりそうなるんでしょうか・・・
確かに恐ろしい世の中です。
お楽しみいただけたようで何よりです。
実際無駄な捏造ブームは、どこからお金が出て、
どこか尻馬に乗って構築されていったのか、
知りたいですねえ。