イースター島の番組を見ていたら、
「この洞窟、アナカイタンガタでは驚くべきことが行われたのです……!」
みたいなことを言い出したので、
『アナは穴、カイは食い、タンガタは人を意味して、
人食い洞穴で食人をやっていたのです』
とか適当に嘘ナレーションをしていたところ、
続く内容も結局そんな感じで逆に驚きました。
驚くと同時に思い出したのが、デビルサバイバーかなにかで見かけた、
タンガタ・マヌ。
食人穴の『タンガタ』が人をあらわすなら、
タンガタ・マヌの『タンガタ』もなにかしら人のはずです。
悪魔なのか神なのかと調べてみたら、
『マヌ』のほうは『鳥』のようで、タンガタマヌで鳥人。
神聖よりの存在でした。
モアイの部族長信仰から共通のタンガタマヌ信仰に
作為的に移され、争いをやめさせようとしたようだ、
とその後述べられていて、なんだかしみじみしました。
日本の神様も、基本的には氏神さまです。
それぞれの氏神さまを信仰するもの同士が、
人種の仲の悪さや土地欲しさ、奴隷欲しさ、権力欲しさなどで
数百年殺し合いつづけました。
それを解消するために外から持ち込んだのが、仏教です。
アメリカなんかだとキリスト教です。
西暦600年ごろの日本は仏教を使ってまとめようとしました。
それと一緒に大陸から伝染病を持ち込み、
結構な数の人間が死んだため、神のたたりなどとも
いわれたことがあったようです。
イースター島では奴隷狩りがきて、その結果として
イースター島にも伝染病が広がって
半分くらいかそれ以上の人間が死んだと言われていた気がします。
歴史は繰り返すというかなんというか。
場所は違えど起こることは同じというか。
なにかしらの大きな力を感じました。