直列☆ちょこれいつ

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車酔いをしなくなる方法

2014年04月01日 | ちょこのひとかけ


ハード的に脳がダメージを受けるアルコール酔いとは違い、
車酔いや3D酔いは脳機能、ソフト的な酔いです。

脳には先読み機能と言うものがあります。
わたしたちは現実に起こることを、その瞬間その瞬間で
味わっているわけではありません。

たとえば砂糖細工で魚の煮物のようなものを作り、
それを口にすると、思わず吐き出したくなる反応が起こります。
それは食べる前に脳は予想できる味を用意しておくために、
口に入れたときにまったく違う味を感じることで
差異が許容量を超えて脳がついていけなかったのです。

またたとえば、ゲームをしていたとして、
レースゲームでは思ったとおりに車が動かないと、
指が痛くなるまでキーを押し込むこともあるのではないかと思います。
あれはキーを入れれば動作が起こると脳が納得した前提で、
自分が操作する車が思うようには行かないのは
キー入力が足りてないからだと脳が判断することによります。

さらにたとえれば、いかにも重そうに見えるダンボールを持ち上げてみたら
中が空っぽだった場合、後ろに倒れてダンボールはすっぽぬけます。
『こう』したら『こう動く』はず という先読みは
脳が常に行っているのです。

車酔い、電車酔いなどが起こる原因の半分は、
そういった脳の先読み機能に対し、現実の方が勝っていることによります。

残りの半分は、揺れに対抗する体のハード部分が
こなれていないことによります。
はきなれない靴を履くと足が痛くて靴擦れが起こるように、
三半規管がなれていない動きを与えられることでとまどうのが車酔いです。

ならどうすればいいかといえば、靴を履いて歩き回りやわらかくするように、
酔いそうな動きを体にあたえて慣れさせればいいわけです。

そんな練習なんて――と思うのが昔。
今は便利な機械ができました。いわゆるロデオマシーンと呼ばれる機器です。
暴れ馬に乗るように、がっくんがっくんと脳をゆさぶられていれば、
三半規管が経験を積み、レベルアップにしたがって防御力とHPがあがるので
すくなくとも耐えられる同じ時間程度は、車や電車などの揺れにも
耐えられるようになるでしょう。

こどもはあまりに激しい動きをすると脳周りにダメージを受けるかもしれないので
ほどほどで行うのがよさそうです。
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