直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

レンジでさかながやける紙

2010年06月04日 | ちょこのひとかけ


ものめずらしさに惹かれてか、母がレンジで魚が焼ける紙、
みたいなものを買ってきました。

二つ折りにしてある厚紙を開くと、
中にはつるつるした感じのものが張ってあります。
なんとなく、粘着ねずみ捕り用紙の、接着剤抜きみたいな印象です。
でもそれよりもなにか、見たことがある気がしました。

とりあえず考えて考えて思い出したのが、
冷凍ピザの底に敷いてあるものです。
レンジでこんがり焼くとかそういうものを考えると、
たぶん原理はおなじものなのでしょう。
ああ、ピザの底ってチーズがくっつかないように
クッキングペーパーが敷いてあるわけじゃなくて、
焼けるような仕組みだったんだ、と新鮮な驚きを味わいました。

それをこの前使ってみたようで、
見に行ったら鮭が焼けていました。
最初は生臭い感じで不安だったのですが、
それは一回目のだったようです。
二回目のはきちんと……というか、蓋をせずにかけた
ごはんのぱりぱり風に水分が飛んでいました。

ごはんがちょうど炊けていたので食べてみると、
普通に加熱調理されていておいしく食べられました。
皮もなまっぽくないぱりぱり具合だったので、
母と考えて、皮だけを魚が焼ける紙にいれて
レンジにかけてみました。
すると。鮭皮あぶりみたいな懐かしい感じの食べ物になりました。

いまのところ完全に、焼くのと同じようにはなりませんでしたが
これはこれで新しい調理法だと思います。
紙が二回で使い捨てなので環境と世界には優しくありませんが、
もし将来何度でも使えるようなものにレベルアップしたとしたら、
これはごはんがくっつかないしゃもじのように
ノーベル日常生活賞を取れるクラスの発明品になると思います。

だれが考えたのか知りませんが、なかなかおもしろい技術でした。
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