最近ちょっと掃除にはまっているので、
掃除用に適当なエタノールが欲しいと思って調べたところ、
エタノールは金額にものすごい差がありました。
最初はなんだかよくわからなかったのですが、
ここにきてようやくつかめてきました。
そのうち忘れそうなのでメモに残します。
見るのは以下四つ。
・無水エタノール
・エタノール
・消毒用エタノール
・消毒用エタノールIP
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・無水エタノール
→最高級エタノール。ほぼ純度100%で、一番お高いもの。
金でたとえれば24金。
飲用アルコールの基準を満たしてしまうことにより、
無駄に税金がかかって高くなっています。
すぐに揮発してしまうので消毒などには向きません。
・エタノール
→高級エタノール。純度95%で、お高いもの。
金でたとえれば23金くらい。
飲用アルコールの基準を満たしてしまうことにより、
無駄に税金がかかって高くなっています。
すぐに揮発してしまうので消毒などには向きません。
・消毒用エタノール
→中級エタノール。純度77%くらい。値段にばらつきあり。
金でたとえれば18金。
飲用アルコールの基準を満たすものと満たさないものがあり、
値段がばらばらになっているようす。
揮発を抑え、殺菌できる程度の水が入っているものの、
自然揮発して手にはなにも残りません。
・消毒用エタノールIP
→中級エタノール。純度77%くらい。値段が安いもの。
金でたとえれば18金。
飲用アルコール税金のかからないアルコール、
IP(イソプロピルアルコール)を加えて価格を抑えたもの。
揮発を抑え、殺菌できる程度の水が入っているものの、
自然揮発して手にはなにも残りません。
添加物もアルコールの一種なので別に気にしなくていいようです。
IPの毒性がよくわからず、食器やまな板にかかってしまった場合、
洗い流すべきかそうでもないのかで迷っていましたが、
メーカーに質問してみたところ、
IPは食品添加物にも使われるもので、毒物ではないそうです。
よって、消毒用途でまな板に直接かけることができ、
洗い流さずに蒸発したらそのまま使って大丈夫だそうです。
また、手の消毒では、エタノールをかけたら
手をすり合わせることになっていますが、
まな板の消毒はなにかをすり合わせる必要もなく、
かけて放置するだけで消毒効果はあるそうです。
……ということから、掃除に使うだけなら、
名前に値段の安いIPがついている、
消毒用エタノールIPで充分だということがわかりました。