直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

うなぎと神様と真名と歴史と

2017年07月24日 | ちょこのひとかけ


そろそろ土用の丑の日です。
最近は土用の丑と言えばうなぎです。

そんなうなぎ、たまに神様と関わることもあるのですが、
それにはとても重要な意味と理由があります。

でも、『うなぎは神の使いです』なんて
説明にもならない説明をしているのも見ることがあって、
あれは冗談で言っているのか本気で言っているのかと悩みます。

注意すべきは『なぜ?』ということ。
『うなぎは神の使い【だから】神の使いとする』では
なんの説明にもなりません。

その神にうなぎが関わる理由は明確にあるのです。
『なぜ』、その神にうなぎが関連しているのか、を
説明しないのであればその説明には意味がありません。

この国の、神様の由来などが載っているとても古い昔の書の中に、
うなぎとはなんであるのか、神とどう関わるかの説明があります。
それを参照する限り、うなぎは神の使いなどではなく、
むしろ神や神の一部であるはずなのです。

それ以外のほかの神社や神様関連のものを見ていても、
現在なされている解説と、本来あるべき説明との乖離を感じることが
ぼちぼちとあります。

あれはなぜ、ちゃんとした説明をしないのかとても疑問です。
それとも神社に関わる人は神の歴史やこの国の歴史を知った上で、
わざと歴史を知られないように適当に書いているのでしょうか?
それとも、ただ単に、神の真名を知られないように
ぼかしているのでしょうか?
もしくは、本当に勘違いか知らないかなのでしょうか?

行事や神社、歴史に関わるものを調べるとき、
とてももやもやしたものに行き当たります。
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