直列☆ちょこれいつ

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自作甘酒の値段比較

2018年01月11日 | ちょこのひとかけ


一夜酒の甘酒は、買うと案外高いです。
一方で米麹も存外高く、気軽に買えるものでもありません。
では、自作甘酒と購入甘酒とでは値段はどう違うのかと
ちょっと計算してみることにしました。
そのメモです。

市販品の一夜酒は、600mlボトルが600円くらいで売られています。
つまり、 1ml=1円 という計算です。

米麹の値段はよくわかりませんが、適当に通販で調べた感じ、
1キロ1200円くらいで売っているようです。
すなわち、 1g=1.2円 です。

ミリリットルとグラムでどう値段を比較すればいいのか
それなりに悩みましたが、完成後の甘酒で考えればいいと思いついて
計算を進めます。

今わたしがなるべく麹を抑えようとして作っている甘酒は、
1回に麹50gで、甘酒完成600mlです。
米麹50gは60円相当なので、60円=600ml とできます。
つまり、 10ml=1円 です。

これをまとめると、自作甘酒は他作甘酒の10分の1の費用で飲め、
600mlを買うのに比べたら一回ごとに540円分浮くと考えられます。
9回飲むと4860円分浮くので、本体を買ったのとほぼ同等になります。
9回飲んで、『元が取れた』ということです。
電気代とお米代もかかるので、
ほんとはもっと回数がかかりますが。

でも、普段別に甘酒を飲んでいない人が
買ったからと言っていっぱい作ると、
逆に出費が増えるだけなんじゃないかとも思います。

わたしもせっかく買ったからとすでに4回くらい作りましたが
去年甘酒を買って飲んだ回数を数えたら4回でした。
それ以上飲むのは無駄遣いなのではないかと
うっすら考えてしまいます。

でも、もし米麹1キロ、1000gを買ったら、50gずつ使うと20回作れます。
1週間に1度作ったとしたら1か月で300円なので、
お菓子を買ったと考えたらさして無駄遣いにはならない金額でしょう。

10回以上作って飲む自信があるッ! と胸を張って言える人は、
甘酒機械を買って、損はしないと思います。
(ただし、安い本体を買う場合のみ。高いのはもっと値段がします)


●ワンポイント ~こんなにすごい甘酒~

でも、甘酒を作るのって大変じゃないの?

……いえいえ、甘酒を作るのは、たぶんもっとも簡単です。

ヨーグルトを自作しようとすると、
温度は35度あたりで保温することになりますが、
ここらへんの温度だと雑菌がちょうど増えます。
よって、下手な除菌では雑菌が繁殖したせいで
ヨーグルト生成に失敗する、という結果にいたることがあるそうです。

でも甘酒の温度は55度以上で、そこまでの熱耐性を持つ雑菌は
そうそういないようです。
よって、多少除菌が甘くても甘酒生成に失敗はしません。
結構気軽に作れます。


●ツーポイント ~甘酒機械の選び方~

使ってみて思った、甘酒機械の必須条件は三つです。
 ・60度以上で保温できること
 ・内容器がレンジにかけられること
 ・8時間以上の保温ができること

ここらへんの能力があると、もっと簡単に作れます。

甘酒作りでもっともめんどくさいのは、実は除菌です。
特に内容器を熱湯消毒しようとすると、
お湯が大量に必要になるので手間がかかります。
でも内容器がレンジにかけられるなら、
水を入れた容器で消毒できるようになるため楽になります。

また、温度があがればあがるほど雑菌を防げる確率が高くなる上、
米麹の好きな温度が60度あたりであるため、
設定温度を60度以上にできるほうが、なにかと安心です。

甘酒作成の基本時間は8時間ですが、
甘くしたい場合は時間を延ばす必要があります。
値段を抑えるために米麹を減らすと、
発酵時間は8時間より長く必要になるため、
セット時間が8時間より多くできると便利です。
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