昨日は満月でした。
前回のいい満月のときに友達が撮影できなかったので、
今度こそ撮影しようと意気込んだものの……今回は台風です。
基本的に友達は雨です。
出かけるときも、この前の金星や太陽の時も、基本的に雨。
でもわたしは基本的に晴れなので、撮影などでは意外と有利です。
というところでいったんは台風であきらめましたが
風の音が弱くなったところで空を見ると、とてもよく見えました。
こんなのを一眼レフでとったらさぞいい写真が撮れるだろうと
ちょっと悔しくなりましたが、ないものはしかたありません。
わたしも工夫して撮ろうとしてみました。
まず、夜景モードにしてみたところ、
月は丸い白になって何一つ写りませんでした。
仕方なく外から家に戻り、月の写し方を調べます。
なんとなくわかるところだけ設定して外に出てみると、
モニターで見ても微妙な感じがします。
それよりなにより、月にかかる電線がじゃまです。
でも夜中にそこらへんをうろうろなんてしたくないし……
という煩悶の中でできるだけのことはやってみました。
そこでわかった、月を撮るときのコツや
月を撮るときの問題点は――まず、ピントです。
月は遠すぎて、カメラがオートフォーカスをまともに合わせてくれません。
景色のときもそうですが、どこか適当な場所に投げやりに合わせます。
夜景なんかどうでもいいので、月を撮影するモードが欲しいと思いました。
それから、明るさ。月は夜景に見えますが、実は超発光体です。
写真全体をホワイトバランスからISOから、明るいものを撮るように
全部マイナス目に下げた上で、
光を即座に遮断するように、シャッタースピードまで上げないといけません。
わたしのカメラはどこでシャッタースピードを変更するかわからず、
外でひたすらがんばりましたがあきらめました。
そんなこんなでがんばった写真がこれです。
◆◆画像12-10-01◆◆
というところで、月を撮影する際のポイントのまとめ。
★意識……光源を撮るという感じですべて暗く撮るようにする。
・光調整…………完全マイナス(画像を暗くする)
・瞳孔……………絞りを一番きつく(光量を絞る)
・シャッター……かなり早く(感光体の露光時間を短くする)