藤堂俊介の雑記帳

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電卓のきほん

2024-01-15 10:24:19 | 電卓

電卓のきほん
私が子供だった。昭和の頃はパソコンまたはマイコンが混用していた記憶があります。

マイコンの入門書に電卓とマイコンの違いは何かという項目が書かれていた記憶があります。PCと共通している部分があります。何を今更と思わずお付き合いください。

PC と電卓が共通している部分は入力、記憶、演算、出力、制御です。入力したものを電卓に一時記憶し、人が演算のための情報を与えます。電卓は指示をもとに演算をして、液晶表示、またはプリンタを持っていれば紙に同時に出力します。それでは制御は何かといえば入力する前に答えが出てしまう、演算を省略して出力してしまうことがないように、つまり間違いなく取り運ばれているか流れを見張ります。

それではPCと電卓は何が違うかといえばPC は記憶しているものを取り替えると、ゲームや表計算、それに文書作成やインターネットができるのに対し、電卓は計算しかできません。と説明してもスマホでできるではないかとおっしゃる方も出てきます。スマホに入っている電卓は記憶を取り替える=プログラムを入れ替えることによって電卓としては使えることです。電卓は計算をするための回路が組まれていますから、組まれた回路通りのみです。

電卓用の集積回路のことをCPUと言われる方もいると思います。CPUを搭載したプログラム関数電卓またはポケットコンピュータがあります。一般電卓はCPUではなく計算に特化した集積回路が1つ入っています。

ここまでが電卓のきほん。一般電卓には計算に特化した電卓用集積回路が入力、記憶、演算、出力、制御していると頭の片隅に入れておくといいでしょう。思い出せなくても使えますし、テストにも出ません。