山梨県側
第一高点が迫ってきました。
鹿窓から小ギャップの鎖場へ水平移動していきますが確りとした岩棚があります。しかし慎重に進みます。
よくナイフリッジなどと紹介されていますが誤りです。
南アルプスの青薙山から青枯山にあるナイフリッジや奥穂からジャンダルムへいく初っぱなの馬の背の方が100倍怖いと思います。
いずれにしても慎重に行動することが肝心です。 左側の岩こぶに鎖あり。
小ギャップの降下は鎖上から出なく草付きを下り途中から鎖を頼りに降下していきます。
ツルンとした岩でないので足場の確保は意外と楽でした。
この写真は鹿窓を越え小ギャップを降下しコルに着地し見上げた光景です。
鎖上にロープが横に張られていますがその地点から降下しました。
小ギャップのコルに降下し第一高点への登りの鎖です。(こちらの方が短い)足場も沢山あります。
小ギャップを登り込み第一高点へと向かいます。ヽ(^o^)丿山
第一高点へ到着しました。 ヽ(^o^)丿 左側は甲斐駒ヶ岳、中央は北岳で奥に間ノ岳 ピークが狭いので360度パノラマの光景が凄い。
戸台川が遙か下方に見え箱庭を見ているようです。
雲海を見る。
西方向へ線を描きながら茅が岳上空を飛ぶ飛行機
角兵衛沢のガレが見えています。 右ピークは三角点ピークの2607.1m
左奥、八ヶ岳 とても良い。
写真で見ると第二高点、第三高点戸尾根続きのように見えますが、なんのその大ギャップ、小ギャップがあるんですね。
やった~と叫んでいます。(^_^)
雲よりも高いのが良い。
仙丈ヶ岳、南アルプス林道、戸台川が見える。
もう少しいたいですが六合目小屋へ引き返しましょう。
赤い→上からは鎖なしで歩行できるます。
下側へ鎖を頼りに下降していきます。
鹿窓へ戻ってきました。
登りよりも降りのが怖い(>_<)な!
慎重に鹿窓を長野県側に下りバンドを回り込み大ギャップルンゼを横切り第二高点の尾根に取付き戻ってきました。
第二高点へとヽ(^o^)丿
ここまで来ればひと安心ですが崩れ落ちそうな岩肌岩石とズルガレを慎重に早く下り
中ノ川乗越から南東尾根に登り込み三ッ頭分岐、ピークから
六合目小屋避難小屋に無事帰ってきまし。ヽ(^o^)丿
おめでとうございます。
今はもう恐いものなし、といったところですね。
山梨百名山を全踏破するには「鋸岳」が結構重圧でした。地形図で見る限りでは尾根伝いに辿れそうにも見えますが、大ギャップ、小ギャップ鹿窓があり厳しい山だと聞いていましたので惹いていました。
しかし、ヤマップの「鋸山」活動データやユーチュウブを何度も見てコースを読み取り決行しました。
体力的に縦走は無理そうなので六合目の石室小屋からサブザックにてピストンに至りました。
来年は西沢渓谷にある鶏冠山を登れば技術的に難しい山はなさそうです。