白川にかかる『もっこ橋』 明治31年から昭和55年まで橋の東側に製氷工場があった。工場で使用する保冷剤のおがくずを天日干しするために白川の西側にもっこ(持籠)を担いで運ぶために作られた橋。以前、ゲストと歩いていた時、怖くて渡れなかった。もっこを担いでいなかったのに。
平安神宮の鳥居が見えてきた。
鳥居をくぐると平安神宮の応天門が見えてきたが、門の方には行かず、左に曲がった。
目的地は京都市産業館『みやこメッセ』京都伝統産業ミュージアム観光ガイド養成講座に参加した。午前中はガイドとしての心構えと話し方教室。京都の旅行を企画したり、京都散策の案内をしたりして、さまざまな形で京都の魅力を伝えている『らくたび』の社長さんが講師だった。参加者は40名くらいだったが、6人くらいのグループを作らされて、ガイドについて議論をして結果を発表させられた。ワークショップ形式は新鮮だった。
ランチタイム。同じグループの2人のガイドさんと1階のカフェに行った。
フライ定食
テラス席で食事をした。テラスには大きなテーブルがたくさん置かれていた。テラスから見えた東山。暑くもなく、寒くもなく、お天気も良く、言うことなし。30年以上もガイドをされている方でも2年半のブランクは大きい。大きな声で喋る練習をされているとおっしゃっていた。
午後は、地下にある伝統産業ミュージアムについての勉強。館長による講義の後、見学研修。入館無料。
貝合わせ
京焼、清水焼の製造工程
京焼、清水焼の製造工程
友禅の工程。こんなに手間がかかっているのだから、値段が高くなるのは当然。
お菓子の木型。
漆の木。10年〜15年の漆の成木に傷をつけて少しずつ採取するそうだ。一本の木から取れる漆は200gくらい。
京竹工芸
鬼瓦。釉薬は塗っていないが、煙で燻すとこのような色になるそうだ。まさにいぶし銀。
北山杉と竹の柱。一番右のチリメン絞り丸太は、人気の商品だったが、今では3万円くらいで買えるそうだ。なぜなら床の間を作る家が減り、床柱の需要が減ったから。
漆の木。10年〜15年の漆の成木に傷をつけて少しずつ採取するそうだ。一本の木から取れる漆は200gくらい。
京竹工芸
鬼瓦。釉薬は塗っていないが、煙で燻すとこのような色になるそうだ。まさにいぶし銀。
北山杉と竹の柱。一番右のチリメン絞り丸太は、人気の商品だったが、今では3万円くらいで買えるそうだ。なぜなら床の間を作る家が減り、床柱の需要が減ったから。
豪華絢爛、西陣織。今日の研修を受けた人は、西陣織、漆製品、清水焼についての研修を受けることができる。ところが募集がそれぞれ15名なので、狭き門だ。私は西陣織の研修を受けたかったが、落選した。
夕食はお鍋。夫が用意してくれていた。半ば命令だったが。