また、アメリカ国務省は日本への渡航勧告レベルを4段階中最高の「レベル4」渡航を中止せよ(Do not travel)に引き上げた。世界の8割の国・地域が「レベル4」と評価されている。渡航再検討の「レベル3」は、英国、中国など42の国・地域。「注意を強化」のレベル2は韓国、シンガポールなど16の国・地域である。このところの感染拡大で、日本の評価は下がったことは確かだろう。アメリカの情報サービス会社である「ブルームバーグ」が、コロナ感染の抑制の度合いを国別のランキングにしている。久しぶりにホームページを覗いてみた。
日本は7位から14位に落ちている。この会社のランキングはワクチン接種を大きく評価する。下の表の左端は100万人あたりの死亡者数、真ん中は陽性率、右端はワクチンの接種率だ。米国や英国は死亡者数が多いが、ワクチン接種が進んだので、ランキングが上昇した。かつて30番台だった米国は今や13位になっている。日本は陽性率が高く、ワクチンの接種率が低いので、このような評価になったのだろう。
また、こんなニュースも入ってきた。カヌーの五輪予選がタイで行われたが、タイはインドからの入国を禁止した。インド代表は五輪出場権を得ることができなかった。
2ヶ月も前の3月28日に、日本テレビの「真相報道バンキシャ!」に出演した宮本亞門さんは、「オリンピックは日本から中止の意思を表明すべきだ」と述べた。「オリンピックは日本だけのものではなく、世界のものである」というのが彼の考え方である。
海外の新聞は、オリンピックについてもっと手厳しい。もう外堀も内堀も埋められている。「人類がコロナに打ち勝った証としてのオリンピック」は実現不可能なことがはっきりした。一刻も早い首相の決断を!
5月20日のブログを”MJ and Adam Show”のインスタグラムに送ったら、返事をいただいた。いい人たちだ😊