まずは地下鉄と近鉄で奈良へ。タクシー予算がたくさんあったので、奈良駅から東大寺ミュージアムまではタクシーに乗った。雨も少々降っていた。ミュージアムで東大寺の歴史のビデオを観たり、仏像を見たりしてから大仏殿に向かった。アレックスさんもお母さんのクリスさんと同じくテニスをされている。とても体力がおありのようで、つい速く歩いてしまうが、段差があったり、鹿の落とし物があったりすると、すぐにクリスさんに教えていた。お母さん思いの優しい息子さんだった。小雨になってきた。
大仏殿。
大仏様。迫力はあるが、私の説明はイマイチだな。創建当初の模型を見て、アレックスさん、めざとく七重塔を見つけられた。
クリスさんの足の調子が良くないし、京都に残ったジョンさんのことも気がかりなので、予定より早く帰りたいとおっしゃった。春日大社は行かないことにした。クリスさんがネットで見つけた依水園のことが気になるようだったので、大仏殿から依水園まで歩いた。静かできれいなところがお好きなゲストなので喜んでいただけた。
睡蓮
奈良駅に戻ると改札前に人だかりができていて、大きなマイクの声が響いていた。大阪に行く線路で事故が起きたそうだ。駅員さんに状況を尋ねたら、京都線は影響がなさそうだが、とりあえず西大寺まで行って、西大寺で聞いてくれと言われた。西大寺のプラットホームに、案内専門の駅員さんがいた。一番早く丹波橋に行くにはどうしたらいいか尋ねたら、1:05の特急に乗るように言われた。でも案内板を見たら、もうすぐ12:45の特急が来る。大急ぎで券売機で特急券を買った。ギリギリ間に合った。さっきの駅員さんの言葉を信じなくて良かった。
丹波橋からタクシーで伏見稲荷大社に到着。まずは腹ごしらえ。アレックスさんがラーメンを所望されたので、フードコートにお連れした。まあまあかな。
千本鳥居に行くのにはエレベーターを使った。アレックスさんは2017年にここにきて、稲荷山の頂上まで登られたそうだ。
千本鳥居に行くのにはエレベーターを使った。アレックスさんは2017年にここにきて、稲荷山の頂上まで登られたそうだ。
奥社で引き返すつもりだったが、アレックスさんが秘密の場所を教えてくれた。奥社の脇の道を下った。誰もいない。
アレックスさんのおっしゃるとおり、竹藪があった。竹藪は嵐山の専売特許ではない。
こんなへんてこりんなものがあった。なんだろう?
お塚もあった。伏見稲荷大社は稲荷山全体が神社になっている。少し脇道に入れば誰もいない。いいところを教えてもらった。熊鷹社まで歩けない人はここにお連れしよう。
伏見稲荷からタクシーでホテルに到着。ツアーは終了した。アレックスさん、最初はあまりお話をしてくれなかったが、終わる頃には距離が縮まった。クリスさんと話す時は話題に事欠かなかった。世代の近い女性だったので。足の手術をしたばかりだったのに、よく日本まで来てくださいました。ありがとう。広島ツアーも楽しんでください。
予定より早く終わったので、今度こそは知恩院へ。タクシーを飛ばして閉門の4時までに着いた。
お塚もあった。伏見稲荷大社は稲荷山全体が神社になっている。少し脇道に入れば誰もいない。いいところを教えてもらった。熊鷹社まで歩けない人はここにお連れしよう。
伏見稲荷からタクシーでホテルに到着。ツアーは終了した。アレックスさん、最初はあまりお話をしてくれなかったが、終わる頃には距離が縮まった。クリスさんと話す時は話題に事欠かなかった。世代の近い女性だったので。足の手術をしたばかりだったのに、よく日本まで来てくださいました。ありがとう。広島ツアーも楽しんでください。
予定より早く終わったので、今度こそは知恩院へ。タクシーを飛ばして閉門の4時までに着いた。
階段を上がりきると、息が上がった。
御影堂は閉まりかけていた。結局、下見にならなかった。まあ、いいっか。
知恩院から円山公園に行く道は、ゆるく縄がかかっていて、通れなくなっていた。1年前は通れたのに。
先週の金曜日にここで着物を着たトルコ人女性3人と日本人母娘にお会いして、写真を撮ってあげた。今日はサギの写真を撮った。
国宝の八坂神社の本殿の前を通り、
楼門を通り過ぎ、
祇園に行った。6月にこのお茶屋さんで、ゲストが舞妓お茶体験をすることになっている。
たまたま京阪特急『洛楽』に乗れた。京都から大阪の京橋までノンストップ。
クリスさんは読書がお好きとおっしゃったので、日本の小説を読んだことがあるか聞いてみた。大学生の頃、源氏物語を読まれたそうだ。「それからあのbutlerが出て来る小説も読んだわよ。」きっとカズオ・イシグロの『日の名残り』のことをおっしゃっているのだろう。私も遥か昔に“Remains of the Day”は買った。でも難しいので途中で読むのをやめてしまった。数年前にこの本を買った。これは読みやすかったので最後まで読んだ。ノーベル賞を取った作家の本を読んでみたかった。仕事が一段落したら、源氏物語を読もうと思った。NHKの『光る君へ』も面白い。