よそのお家のベゴニアを盗撮
阿倍野に到着
今日は右のハルカスではなく、左の阿倍野ベルタに用事がある。
3階に「大阪市立阿倍野市民学習センター」がある
ボランティアガイド団体の月例会に参加した。今日の研修の講師の方は、ガイドの失敗談を楽しく、聞かせてくれた。とてもお話が上手な方だった。この団体に入って、見習いとしてその方の奈良ツアーに参加させていただいた。ホテルでのブリーフィングで奈良の鹿の説明をされた。最後の言葉”Oh, my dear” でゲスト家族が爆笑。一気に初対面のゲストとの距離が縮まった。見習わなければ、と思った。
まずは、英語が好きになったきっかけを話された。35年前にNHKラジオ英会話講師の東後勝明先生と出会った。先生の美しい英語に聞き惚れて、英語が大好きになったそうだ。好きすぎて、先生が当時勤めておられた早稲田大学まで行かれたとか。好きすぎて、風貌まで、そっくりになっている☺️
失敗からいろんな教訓が引き出された。これがその一つ。京都に行く時、目的の駅を乗り過ごした経験から、「長岡天神駅を過ぎたら話をしない!」長岡天神駅は大阪を超えて京都に入ってすぐにある駅。嵐山に行くには次の特急停車駅である桂駅で乗り換えなければならない。英語でのお喋りに夢中になってしまうと、よくやってしまう失敗。私は金閣寺の最寄りのバス停でほとんどの人が降りたのに、おしゃべりに夢中になって、乗り越してしまったことがあった。
夜、録画していたドラマなどを観てのんびりしていたら、「村上radio」を聞き逃しそうになった。10月31日放送分をタイムフリーで聴けるのは今夜までだった。
「村上作品に出てくる音楽」特集の第2弾だった。視聴者からのリクエストをもとに曲を選び、執筆当時の思い出を語り、楽曲とともにその小説の一部を朗読してくれた。最後の曲は、リストの「巡礼の年」の中の「ル・マル・デュ・ペイ」だった。小説「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の中に出てくる曲だった。最近、この本が書棚にないのに気がついた。Amazonで新品が手に入ったので、読み返した。月が二つ見えたりしないので、私には読みやすい作品だ。リストのこの曲を初めて聞いた。心に沁みた。
海外から来るゲストの中には、村上ファンがいた。あるとき、デンマーク人夫妻と20歳代の息子さん、娘さんの四人全員が、「ハルキファン」だった。日本語から英語を通さずにデンマーク語に翻訳できる翻訳家が現れたことを、大変喜んでおられた。私は大学でデンマーク語を専攻したが、今では挨拶くらいしかできない😅「やれやれ」は、なんと訳すのだろうか。彼らにこの「村上radio」を聞かせてあげたいものだ。
今日は7940歩、歩いた!