ゲストはスウェーデンからお越しの私より2歳上のご夫妻だった。お揃いのpoloの鮮やかな色のポロシャツを着ておられた。ご主人のゴランさんはファーマーだった。息子さんは後を継がずに銀行員になったので、農地は売り払ったそうだ。
まずは、地下鉄とバスで金閣寺に行った。地下鉄で奥様のクリスティンさんと何かの話しに夢中になり、気がついたら車両は北大路駅に停車していた。慌てて飛び降りた。危ない危ない。またやらかすところだった。北大路からのバスは満員だったが、クリスティンさんだけはなんとか座っていただけた。金沢でガイドをされた方が、奥様の膝がよくないとショートメールで知らせてくれていた。ゴラさんはとてもお元気そう。身長は2メートル近くある。クリスティンさんは、私と同じくらいの身長だった。
無事に金閣寺に到着。お二人はあまり英語が得意ではなかった。アバは英語で歌っていたのに。クリスティンさんが私の英語をスウェーデン語に直してゴラさんに伝えることもあった。私はありったけのデンマーク語を使ってみた。”Jeg elsker dig.”はわかっていただけた。デンマーク語とスウェーデン語は体系は同じでも単語はかなり違って聞こえる。
龍門の滝の説明も簡単にした。ゴランさん、コインゲームを楽しんでおられた。残念ながら、カップの中にコインは入らなかったが。
出口を出て長い石段が続く。膝の痛い人にとっては苦痛だろう。クリスティンさんは関節リウマチだとおっしゃった。私と同じ病気だ。膝の痛みをそれほど気にされているようではなく、この写真の先に見える豆政のテントでお豆の試食を楽しまれた。近くにあったベンチで少し休憩した。
金閣寺道のバス停から二条城に向かった。ここのバス停は観光客で混み合うので、列の整理をするおじさんがいる。「12番のバスに乗る人はここに並んで」と言われた。外国人にも最小限の英語を使って、指示をしておられた。幸い12番のバスはガラガラで、3人で最後部の座席にゆったり座れた。
二条城に到着。ここでもうれしい誤算が。いつもチケット売り場の前には長蛇の列ができているが、今日はほとんど並んでいる人はいなかった。
上の写真の門の右下に千鳥が彫られている。みんなで”happy bird”探しをした。ゴランさんが見つけた。わーい。クリスティンさん「私の方が先に見つけてたわよ」
二条城専属の英語ガイドさんが唐門を見上げながら流暢な英語で説明をされていた。私も毎日やっていたら、上手になるかな?
昨夜、焦って二条城の資料を読んだりしたが、今日のゲストご夫妻は、詳しい説明を必要とされていなかった。400年前の絵画や御殿の造りを味わっていただいた。
クリスティンさんは階段や石段では手すりを持ち、手すりのない時はゴランさんに支えてもらっていた。庭園には少し入って、写真だけ撮って引き返すことにした。
この後、錦マーケットに行く予定だったが、もうホテルに帰りたいとおっしゃった。時間も1時を過ぎていた。このツアーは9時スタートのはずだったが、荷物を送ることや服装のことで出発は30分くらい遅れた。ホテルまでお送りして、ツアーは終了した。たいていのスウェーデン人はネイティブ並みの英語を話すという思い込みは間違っていた。思い込みが打ち砕かれるとき、ガイドという仕事の醍醐味を感じる。20日は奈良に、21日は大阪にお連れする。時々、座って休憩しながら、ゆっくり進めようと思う。
ランチは五条の「よしむら」で。外国人のお客さんが増えているそうだ。烏丸通りが近い。烏丸通りには外国人の団体が宿泊するホテルが多くある。
五条から地下鉄に乗った。京都駅で降りるつもりだったが、「そうだ竹田に行こう」と思った。地下鉄烏丸線と近鉄電車は相互乗り入れしている。竹田駅から近鉄に乗って奈良に行ける。明後日はそのルートをとってみよう。竹田駅で下見をした。
京都からJRで大阪に到着。丸ビルがこんなに低くなってきた。解体後、ビルの敷地は万博のシャトルバスのターミナルになる。ビルの所有者の大和ハウスと大阪維新の会の親密な関係は、数ヶ月前に週刊文春の記事になったので、広く知られるようになった。
ランチは五条の「よしむら」で。外国人のお客さんが増えているそうだ。烏丸通りが近い。烏丸通りには外国人の団体が宿泊するホテルが多くある。
五条から地下鉄に乗った。京都駅で降りるつもりだったが、「そうだ竹田に行こう」と思った。地下鉄烏丸線と近鉄電車は相互乗り入れしている。竹田駅から近鉄に乗って奈良に行ける。明後日はそのルートをとってみよう。竹田駅で下見をした。
京都からJRで大阪に到着。丸ビルがこんなに低くなってきた。解体後、ビルの敷地は万博のシャトルバスのターミナルになる。ビルの所有者の大和ハウスと大阪維新の会の親密な関係は、数ヶ月前に週刊文春の記事になったので、広く知られるようになった。