8月3日に予定されている、伏見酒ツアーのために下見に行った。
京阪電車特急に乗って、京都に向かった。
まずは、ゲストが泊まる三条にあるホテル『ダーワ・悠洛京都』を一応、見ておこう。
ホテルであることに気づかないほど、地味な玄関。

シンガポールを拠点としている、バンヤンツリー・グループのホテルだった。

ホテル内は、こんなにスタイリッシュ。


ガイドの友人たちと京阪、中書島駅で待ち合わせた。切符売り場の横には、龍馬さんと酒樽。

駅から数分歩くと、長建寺に着いた。

伏見の語源は「ふしみず」だと聞いたことがある。地下の良質の水が湧き出ているので、お酒造りが発達した。
このお寺にあった『閼伽水』

もう数分歩くと月桂冠大倉記念館に着いた。

記念館では、昔ながらの手作りの酒造りの方法を見せる展示があった。
右の4つがお酒用の稲。左の3つはご飯用。山田錦、長いな〜

左は甑(こしき)という。この中で米を蒸す。中は暑いので藁の靴を履く。

この道具を使って、酒と酒粕に分ける。

酒樽と菰(こも)

祇園祭用の水樽。祇園祭の山鉾巡行で、四条河原町の交差点で90度方向を転換する。それを辻回しといい、それを見るために人が集まる。青竹に山鉾をのせて方向転換をする。滑りやすくするために青竹に水を撒く。月桂冠の水が使われるそうだ。

入場した時、コインを3枚もらった。3種類のお酒を試飲できる。私は2番、5番、9番を試飲した。2番の生酒がとても美味しかったので、お土産に買った。5番は本当にメロンの味がしてビックリした。

電車の中でもこぼれないおちょこ。ヒット商品になったそうだ。

外に出て、今度はお水の試飲。『さかみづ』 まろやかだった。

今でも奥に見えている建物の中でお酒が造られている。

黄桜カッパカントリーに移動した。中にレストランがあった。
龍馬御膳

黄桜では日本酒だけでなく、地ビールも製造している。
ビールにも伏水を使っている。酵母をあえて残し、味わい深くしているそうだ。

最後の目的地、御香宮(ごこうのみや)神社に行った。

1100年前、境内からとても良い香りのする水が湧き出たそうだ。御香水を試飲した。

暑い中、よく頑張った。ご褒美はかき氷。宇治金時。

これで下見ツアーは終了。日本酒は他のアルコール飲料とは違って、お水を使う。だから、良質のお水が湧くところで酒造りが発達したことがよくわかりました。(ブラタモリっぽく)