7月17日（月）山鉾巡行の日の京都ツアー

今日、7月17日は祇園祭りのハイライト、山鉾巡行の日。巡行は9時からお昼頃まで行われる。こんな日に、EETourの京都全日ツアーが入っている。咳が止まらない、熱中症が怖い、京都の混雑ぶりが読めない、など不安が多いが、なんとか頑張ろう！阪急電車が混んでいるのではないかと思い、早めに京都に行った。四条通りで鉾を見た。多分、毎年先陣を切る、長刀鉾。

ゲストはメキシコから来られた5人家族。両親と13歳、11歳、9歳のお子様だった。ホテルが山鉾巡行の出発地に近かったので、お祭りを少し観てから、金閣寺に向かうことになっていた。ところが、ご家族は昨夜、山鉾を見学に行かれてあまりの人の多さに驚かれたそうだ。今日は山鉾は見なくていいとのことだった。

ホテルから地下鉄四条駅まで歩いていると、信号が青なのにみんな止まっている。今日巡行する23基の一つ、保昌山が目の前を通った。ラッキーなゲストだ。

このあと、いつものコースに戻った。お兄ちゃんが金閣寺を手の上に乗せている写真をお父さんが撮っているところ。


金閣寺はいつもよりは観光客が少なめだった。山鉾巡行の日は、他の観光地は静かになるそうだ。

タクシーで嵐山に到着。車を降りるとハス池。一番美しい時期に来れた。ハスの花は午前中しか開かない。


池のほとりにユニークな神社がある。御髪（みかみ）神社といい、髪の毛の神様が祀られている。日本に一つだけある髪の毛の神社。美容師、理容師のほかに、髪の毛に不安を感じている人が訪れる。お父さん、お参りしたあと帽子を取って「髪の毛、少し伸びたかな？」とジョーク。絵馬が面白い。モト冬樹さん、来るのが少し遅かったかな？


嵐山を観光した後は、ランチ。お子さまたちが、好き嫌いが多く、お寿司、ラーメン、そば、野菜は食べないとお聞きしたので、四条大宮のガストにお連れした。ロボットくん、大活躍。ゲストは動画撮影。


お子さまが食べたのは、唐揚げ、フライドポテト、ライス、パンだけだった。ここの唐揚げがお気に召さなかった9歳の僕は、ライスを追加注文してもらい、何もかけずに美味しそうに食べていた。

タクシーで伏見稲荷神社に到着。日差しが辛くなってきた。お子たちに冷感スプレーをかけたり、携帯ファンの風を当てたりした。ご両親は、まめにお水を飲ませてくれていた。

伏見稲荷には東丸（あずままろ）神社がある。学問向上、受験合格の神様が祀られているということで、絵馬や千羽鶴がぎっしり。


本殿。お祭りが近いので、『献灯』赤い提灯がいっぱいあって、華やか。


ここでもいつもより観光客は少なかった。


伏見からは6人乗りのタクシーを見つけてラッキー。清水寺に到着。仁王門。暑さはマックス。人も多かった。


人の少ない『濡れて観音』にお連れした。観音様の頭にそっと水を掛けると観音様が笑っているように見えるという、都市伝説がある。子供たちは、水を掛けるのが楽しそうだった。

清水からはずっと歩いて、やっと八坂神社まで来た。お子さんたち、文句も言わずによく歩いてくれた。

祇園祭は八坂神社のお祭り。6時頃から、3基のお神輿が神社を出発し、別々のコースを取って御旅所まで街の中を移動する。神輿をかつぐ人たち、四条通りでお見かけした。この行事、神幸祭りが、祇園祭では一番重要らしい。

祇園の花見小路に入るのに、裏道を通ったらお馬さんに遭遇。この後、大切な仕事が待っていますね。


これは2019年の神幸祭りの写真。お馬さん、頑張っています。遠くにお神輿が見えています。

四条河原町でお別れした。11歳のマリアちゃんがコメントを書いてくれた。今日も良き想い出が一つ増えた。ありがとう😄　お父さんは、家、キッチン、クローゼットなどを製造する会社を経営されている。一代で作り上げた会社だそうだ。今、メキシコは経済がよくなくて、大変らしい。それでも4週間、休暇を取られている。明日の奈良旅行、楽しんでください。