金閣寺のお茶室のそばに咲いていたお花。Mr.Armstrongが気に入って、花の名前を教えてほしいと言った。英語の名前はわからないと言うと、日本語の名前でもいいと言われた。こんなに小さな目立たない花に目をつけられたのが、すごいな〜と思った。日本名はアセビ。英名はJapanese andromedaというらしい。
金閣寺の不動堂の前で、お経をあげている西洋人のお坊さんがいた。周りの人が写真や動画を撮っていたのでSNS、OKということにしておこう。西洋人の友達らしき人のガイドをされていたので、お経の後に尋ねてみた。今日はガイドをされているのですか?と英語で尋ねたら、日本語で返事が返ってきた。仁和寺で修行をされているそうだ。
次は二条城に向かった。この頃になると4人の方の性格がある程度わかってきた。あまり歴史などの説明はいらないようだ。Mrs Armstrongは興味を持って聞いてくれたが、他の人はそうでもないので、歴史より世間話をした。私も世間話の方が楽だし、ロサンジェルスのことを聞く方が楽しい。94歳のお母様、まだ車の運転をされていることとか。連日のツアーでお疲れでもあるし。Mr. Armstrongは怖そうな顔をされているが、二条城でも面白いジョークを飛ばしてくれた。
Mr. Brown以外は写真をほとんど撮らない。BrownさんはFacebookをされているので、いつも最後尾でたくさん、写真を撮られていた。
ランチは錦市場の近くで。錦市場を西から東に歩いたが、若者のように串に刺した食べ物に興味を示されなかった。混んでいたのでうんざりしていたようだ。ゆっくり座って食べられるところを望まれたので、錦を出て寺町通りに入ったところにある『市場小路』というところに入ってみた。私は初めて入ったが、ガイドの友人が勧めてくれたレストランだった。私はこのチキン南蛮と京都おばんざいのセットにした。ゲストたちは、ビーフやハンバーグのセットを注文された。京都のおばんざい、好評だったが、この赤いコンニャクだけはまずかったそうだ。さもありなん。devil’s tongueと言うこともあるんですよ、と言うと、赤い舌を出された。
食後は阪急電車に乗って、嵐山に行った。指示書には竹林しか書いていなかったので、天龍寺には入らず。たくさん歩かせてしまったので、お疲れのようだった。竹林はそれなりに感動されていたが、その後、渡月橋の方に向かってあまり人のいない道を下っている時の方が、楽しそうだった。人ごみがお嫌いなのだろう。アメリカの高校生たちは、綺麗なお花より、お店がいっぱい並んでいるところの方がうれしそうだった。
ホテルまで送り届けて、業務終了。頑張った私にご褒美。京都駅をエスカレーターで上がると『英國屋』があった。アイスや果物がいっぱいのったワッフルとコーヒー。
甘い物を食べて元気になったので、京都駅ビルを探訪した。
夕食は自宅で。鉄板焼き。