日々是好日

10月22日(金)「☕️ごごカフェ」を聞く

秋の空。都会でも空気が澄んでいるような気がする


歯医者に行った。半年に1度の定期検診


30年以上、通っている。こじんまりした清潔感あふれる歯科医院だ


歯科衛生士さんが、歯の掃除や歯石取りをしてくれる。歯間ブラシやフロスの使い方も教えてくれる。最後に歯科医に診察してもらう。特に異常はなかった。次回の予約は来年の5月。来年の手帳を買おうと思った。

昭和チックな喫茶店で、小休止
行き帰りで30分以上歩いたご褒美


11時までモーニングサービスを提供している。430円。安い!


帰宅してメダカに餌をあげていたら、オンブバッタを見つけた
下の大きなバッタがメス、上に乗っているのがオス
交尾が終わっても、オスはメスの上に乗っているらしい❤️



午後からNHKラジオ、武内陶子の「☕️ごごカフェ」を聞いた


ゲストは大学のクラブの後輩、窪薗晴夫さん
10月14日(木)14時から放送されたのだが、その時間は用事があったので、聞き逃し配信を聞くつもりだった。聞き逃しは1週間がリミットだった。気がついた時は、1時間過ぎていた。聞き逃しを聞き逃したので、窪薗くんにお願いして録音したものをメールで送ってもらった。

窪薗くんは私が3回生の時に、入学してきた。鹿児島県人だ。姓の「薗」がどうしても「菌」に見えてしまうので、ニックネームは「クボキン」に即、決まった。学生時代は、それ以外の呼び名で呼んだ記憶がない。

彼は勉強熱心で、その頃から言語学者になる夢を抱いていた。大学卒業後も研究を続け、神戸大学の人気教授になった。その後、東京の国立国語研究所に異動された。ラジオ番組では、日本語研究の第一人者と紹介されていた。最初は英語を研究していたが、イギリス留学時代に、いかに日本語のことを知らないかということに気づき、専門を日本語に変えたそうだ。詳しくはWikipediaをご覧ください。(Wiki に載っていること、今日知りました😅)

カフェトークのテーマは「所変われば言葉が変わる」
方言のお話しが面白かったので、メモを取った。少しだけご紹介する。

◇彼が大阪に出て来て、わからなかった言葉:
   いちびり(お調子者)
   イラチ(すぐイライラする人)
   ゲラ(すぐ笑う人)

◇不思議な名古屋の言葉:
   けったマシン(自転車、蹴るマシンだから。大阪では、チャリンコと言う)
   ほうか(学校の休み時間のこと、昼ほうかは「昼休み」)

◇ユニークな鹿児島の言葉:
   つ(カサブタ)
   ラーフル(黒板消し)
   びんた(頭)

キリがないので、このへんにしておくが、とても楽しい1時間だった。最後に次のように、お話しされた。「方言とは社会の多様性を示すもの。方言で身近に多様性を学ぶことができる。日本語のbilingualになってほしい。」今はやりの多様性は、身近なところにあったのだ。

私が東京から大阪に来てわからなかった言葉は「ゴミをほる」だった。ゴミを投げるのかと思って、びっくりした。

番組には、視聴者からファンレターが来ていた。その人は彼の著作「通じない日本語」を読んでファンになり、放送を楽しみにしているとのことだった。私もファンになり、早速この本↓をAmazonで注文した😊










コメント一覧

naoko216
「はわく」は想像もつきません😅

窪薗さんは、言語は変化するものだと言っていました
ゲルマン語が英語とドイツ語に分かれて、お互い通じない言語になっています
日本列島は南北に長く、北欧からスペインまでの距離に近いそうです
だから、通じないことがあっても不思議ではない
ブログには書かなかったけど、まとめは
「方言は社会の多様性を示す。身近に多様性を学ぶことができる方言を大切にして、みんなにbilingualになってほしい」でした。
クロちゃん
私も関西にきて自分の言葉が通じないという経験を何度かしました
例えば『はわく』という言葉
意味は『掃く』 職場の先生や生徒が⁇⁇
狭い日本列島でも言語の多様性が感じられた瞬間です
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